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あなたの腰痛の原因は「ゆがみ仙骨」にあるかも?

東京女子医科大学の東医療センター整形外科の神戸克明准教授は「原因不明の腰痛は仙骨の歪みによる場合が多い」という。仙骨は骨盤の中央にあって、背骨を支える土台の役目を果たす。この骨が歪むと『歪み仙骨』となり腰痛を引き起こす。

腰痛の85%原因不明

  神戸准教授「通常の場合、仙骨の傾きは背骨に対して25度で、この傾きが大きくなるとつられて背骨までが湾曲して、背骨同士がぶつかりあったりします。腰痛の原因は重心が前方にかかる前のめりの姿勢にあります」。美容院を経営する50代女性は「お客さんの髪などを洗う時に前かがみになると痛みが走ります」と悩んでいる。

 司会の羽鳥慎一「美容師さんなどは仕事柄、前のめりになることが多いから腰痛になりやすいかもしれないですね」

 神戸准教授「前屈姿勢の作業が多い方は、体のバランスを取ろうとして仙骨が後ろ側に傾いてしまい、知らず知らずのうちに仙骨を歪めてしまいがちです。上向き姿勢で寝ることも腰に負担をかけます。背骨はS字カーブを描いているものなのですが、仰向けで寝ると背中とお尻の部分が沈み込んで、仙骨の反り返る角度が大きくなります」


体も心も併せた全体を表す「身(み)」の所見

腰痛 「身」の所見で原因探る
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=85280

腰痛に悩む人はわが国で約2800万人と言われています。50歳代の男性Bさんも、30年間続く痛みに悩んでいます。軽い脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)が見つかり20年前に手術を受けたのですが、良くなりませんでした。手術は成功しているのに、どうして腰痛が続くのでしょうか。

診察をすると、舌の周りに強い歯形がついています(舌歯圧痕(ぜつしあつこん))。首の後ろから両肩にまたがる僧帽筋に、強い凝りと圧痛を認めます。次に、意識障害や肩関節の筋力をみる「アームドロップ試験」をしてみました。私は慢性的な緊張の有無を診るのにこの試験をよく使います。Bさんの両腕を持って肩の位置までTの字のように持ち上げて手を離すと、彼の両腕は何度繰り返しても落ちません。

これらは、体も心も併せた全体を表す「身(み)」の所見と呼ばれます。

また、腰椎の両側の筋肉を指で押さえると強い痛みを訴えました。X線やMRI(磁気共鳴画像)などの画像検査では異常を認めません。

以上の体の所見より、〈1〉Bさんは若い頃から歯をかみ締めて頑張って生きてきたため、慢性的な緊張を抱えている〈2〉痛みは「筋筋膜性腰痛」という(検査では異常が見つからない)機能性の痛みが中心である――ということが分かります。Bさんの腰痛については、脊柱管狭窄という器質的な病気があったとはいえ、痛みの大部分は機能性の痛みだったのです。

「腰痛診療ガイドライン2012」(日本整形外科学会・日本腰痛学会編)によると、腰痛患者のうち原因の分からない腰痛が85%。それほど腰痛は難しい。では、心療内科医はBさんの治療をどのように行うのでしょうか。詳しくは次回で。(清仁会洛西ニュータウン病院名誉院長・心療内科部長 中井吉英)

(2013年9月26日 読売新聞)

腰痛の原因1位は「運動不足」 ファンケルの調査

腰痛の原因1位は「運動不足」。30代女性で最も多い原因は?
http://news.mynavi.jp/news/2013/09/21/009/

腰痛の原因について尋ねると、1位「運動不足」2位「日頃の姿勢」3位「デスクワーク」という結果が出た。原因を「ストレス」と回答した人は全体の20.8%だったが、30代女性では37.5%が「ストレスが原因である」と回答している。

「腰痛がひどくなると、仕事の効率はどの程度低下すると感じますか」という質問には、腰痛経験者の38.9%が効率が低下すると回答した。我慢できないほどの腰の痛みを感じるシチュエーションを聞くと、1位「重い荷物を持ち上げる」、2位「1時間のデスクワーク」3位「寝起き」という結果になった。

腰痛にならないよう、ひどくならないよう心がけていることを尋ねると、腰痛経験者の約80%は、日頃から腰痛対策を心がけていた。気をつけていることの1位は「腰に負担をかけない動作を心がけている」2位は「体操・ストレッチをしている」3位は「姿勢に気をつけている」となっている。

「腰痛から完全に解放されるとしたらあなたはどの程度の出費ができますか」と聞くと、平均では「207万円払う」という結果が出た。最大では「5億円」という回答も見られた。

介護現場の腰痛防止策

介護の腰痛 リフトで防ぐ
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=83622&cx_text=11&from=yoltop

介護現場で働く職員の深刻な腰痛を減らすため、国が新たな対策指針を打ち出した。リフトなどの福祉機器を積極的に利用し、原則として人力で高齢者らを抱き上げないよう求めた。リフトを活用している施設では、腰痛予防に加えて、サービス向上にも成果が出ている。


介護職員の腰痛が増えている。社会福祉施設で、腰痛による労働災害(4日以上の休業)件数は11年に1002件となり、02年の2・7倍になった。これを受け、厚生労働省は6月、「職場における腰痛予防対策指針」を19年ぶりに改訂した。

指針は主に重量物を扱う事業所などに対策を促すものだが、福祉や医療現場にも適用を拡大。原則、人力で人を抱き上げることはしないよう求めた。前かがみや中腰の姿勢で人を持ち上げると腰などに大きな負担になり、腰痛の危険があるからだ。


普及にあたり、課題の一つが費用だ。厚労省は、300万円を上限に、福祉機器の導入費の半額を補助する制度の活用を呼びかけている。

もう一つの課題は、「人力が当然」「リフトによる介護は冷たい」という職員の価値観を変えることだ。「人力でやった方が早い」と、リフトが十分に活用されないケースもある。


厚労省は指針改訂に伴い、介護事業者を対象に、腰痛予防の講習会を全国各地で開く。また、労働衛生の専門家が400施設を個別訪問し、具体的なアドバイスをする事業も始める。

指針改訂に携わった労働安全衛生総合研究所の岩切一幸・上席研究員は「定着には、職員がリフトを使いやすい環境を整えることが欠かせない。同じ時間帯に多くの高齢者の移乗を行う介護方法の見直しや、リフトの使用の積極的な評価などが求められる」と指摘する。

甲南女子大の公開講座 骨粗しょう症や腰痛予防

公開講座:骨粗しょう症や腰痛の予防 甲南女子大が来月13日から
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20130825ddlk28100234000c.html

2007年に女子大初の理学療法学科を開設した甲南女子大学(神戸市東灘区)は9月〜10月、腰痛や骨粗しょう症などの予防法についての公開講座を開く。

9月13日〜10月4日の毎週金曜日の計4回。同科の准教授や講師が「腰痛」「五十肩」「骨盤底筋」「骨粗しょう症」をテーマに予防法や解決法を説明する。

受講料無料。定員は各回120人。申し込みは氏名・年齢、住所などを記入し、はがきかEメールで。はがきの郵送先は〒658−0001 神戸市東灘区森北町6の2の23の甲南女子大学社会貢献室。メールアドレスは(vc@konan−wu.ac.jp)。問い合わせは同室(078・413・3811)。

『腰痛を根本から治す』 竹谷内康修



「家では床に座る生活スタイル」「猫背である」「体が硬い」「椅子に浅く腰掛ける癖がある」。これらの項目に当てはまる人は、腰痛を発症する危険度が非常に高いという。

腰痛は“多因子疾患”であり、悪い習慣が蓄積されることで起こると説く本書では、正しい姿勢を取ることで痛みを解消する方法を解説していく。椅子に座る場合は必ず背もたれに寄りかかり、肩甲骨のあたりと骨盤のすぐ上の2点で背骨を支えるように心がけるとよい。そして、30分に1回は立ち上がるなどして、長時間同じ姿勢でいないことが大切だ。

また、寝るときに腰痛が起こる人は、ウエスト部分に折り畳んだタオルを入れたり、膝の下にクッションを入れるなどの工夫がお勧めだ。

偏平足(へんぺいそく)で腰痛も

【気になるこの症状】偏平足 中高年は注意 膝・腰痛の原因にも
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130815/dms1308150737004-n1.htm

【筋肉の衰えで発症】

偏平足には、生まれつきのものと、中高年以降に起こる2種類がある。注意したい病的なものは後者だ。

足の外科が専門の「お茶の水整形外科」(東京)の銅冶(どうや)英雄院長が説明する。

「足には、内側から内くるぶしの後ろを通って、上に繋がる“後脛(こうけい)骨筋”という筋肉があり、土踏まずのアーチを持ち上げる働きをしています。この筋肉が加齢で衰えてくると足裏内側のアーチが潰れてくるのです。後脛骨筋機能不全という病態です」

完全に偏平足になっていなくても、内くるぶしの内側に痛みや腫れがあれば発症初期の可能性があるという。

【膝痛や腰痛を起こす】

加齢による偏平足が進むと、体のさまざまな場所に悪影響を及ぼす。

「足裏のアーチは体重の衝撃を和らげるクッションの役目をするので、一番波及しやすいのは膝の負担。膝痛です。左右で脚の長さも違ってくるので、体のバランスが崩れて腰痛にもなりやすい。背骨のバランスが悪いと肩こりも起こります」

なかなか治らない原因不明の膝痛や腰痛があれば、まず偏平足がないか確認してみよう。

「土踏まずの潰れた状態が長年続くと、くるぶしの関節が変形したまま固まってしまう。変形がひどい人の場合には、手術や靴型装具を使う治療が必要になってきます」

【靴と食事で治す】

予防と治療で最も重要なのは、普段、履く靴は土踏まずを支えるアーチサポートのある靴を履くこと。専門外来では、足の型取りをしてオーダーメードのインソール(中敷き)を保険適用で処方してくれる。

「後脛骨筋の弱った部分は微小の断裂が起きているので、土踏まずを支えて安静にしてやることで自然と修復します」

加えて、筋肉の老化は食事も関係するという。

「炭水化物を取り過ぎると血糖値を上げ、余分な血糖がタンパク質と結びついて糖化という現象を起こします。これがタンパク質(筋肉)の劣化に繋がります」

特に、糖尿病の人は偏平足になりやすい。炭水化物は控えめに、筋肉の修正材料になるタンパク質を積極的に取ることが食事療法になる。

「インソールは土踏まずの部分の裏に、軍手の指の部分を7-8センチ切って、2枚重ねて貼り付けた自家製でも構いません。それでも改善しないようならオーダーメードを作ればいいと思います」

神経の締め付け 腰痛の新原因

治らない腰痛…神経締め付けの可能性
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=82294&from=os4

腰痛に苦しむ人は多い。病院で検査を受けて脊椎の異常が見つかった場合、手術を受けて治ればいいが、手術は成功したのに痛みが消えない人は少なくない。横浜市の市立脳血管医療センターでは、脊椎ではなく、腰の表面を通る神経が痛みを引き起こしている場合があるとして、麻酔薬の注射や簡単な手術で効果を上げている。



麻酔注射や筋膜を切開

静岡市の看護師、戸塚美樹子さん(48)は、10年ほど前から腰痛になり、3年前に悪化、脚のしびれやふくらはぎの痛みも表れた。整形外科で検査を受けると、背骨の椎骨が神経を圧迫していると診断され、手術を受けた。

しかし、手術後も痛みは消えない。複数の病院を受診しても治らず、鎮痛薬の量は増えるばかり。そこで今年4月、主治医の紹介で横浜市立脳血管医療センターの脊椎脊髄疾患センター長、青田洋一さん(整形外科医)の診察を受けた。

青田さんは、戸塚さんの腰の、あるポイントを指で押すと、最も強い痛みが走り、いつも感じている痛みやしびれも表れることを確認した。さらに、上体を前や後ろに倒すと痛みが生じることなどから、「上殿皮じょうでんひ神経」の締め付けによる神経障害と診断した。

上殿皮神経は、背骨とお尻の上部の表面を結ぶ神経で、左右に5、6本ずつある。

青田さんによると、この神経が骨盤の「腸骨」を乗り越える際、腸骨とその表面に付着する筋肉を包む「筋膜」との間に挟まれ、神経が締め付けられる場合があり、腰痛や脚の痛み、しびれの原因になるという。

戸塚さんの場合、押すと痛む点(圧痛点)が左右両側にあり、そこに麻酔薬を入れる「神経ブロック注射」を受けた。しかし、重症のため数時間で効果が切れ、5月に手術を受けた。

手術は、上殿皮神経を圧迫している筋膜を切開するだけ。筋肉そのものは切らないため、患者の身体的なダメージは少ない。戸塚さんは痛みが軽くなり、「とても楽になって、歩きやすくなった」と喜ぶ。

青田さんがこの神経の研究を始めたのは、横浜市大病院に勤務していた2005年。フランスの整形外科医の報告を知り、08年から11年に腰や脚の痛み・しびれのために受診した患者775人を調べたところ、約12%に当たる96人が上殿皮神経の障害とみられた。

患者62人に、この神経へのブロック注射を行ったところ、53%は1回の注射で効果があり、複数回の注射を含めると81%に効果があった。青田さんは、注射を複数回行っても効果が持続しない場合に限り、手術を行うことにしている。

手術自体は、「末梢まっしょう神経剥離手術」として保険がきく。この手術は、釧路労災病院(北海道釧路市)、日本医大千葉北総病院(千葉県印西市)の各脳神経外科と、横浜新緑総合病院(横浜市)の脳神経センターでも行われている。

青田さんは現在も上殿皮神経障害の研究を続けており、「腰の動きに制限が出たり、脚のしびれが表れたりすることもあり、腰椎の神経障害と紛らわしい。腰椎の手術を受けても痛みが消えず、何年も苦しんでいる腰痛患者には、特にこの病気は多い」と話している。(山口博弥)

(2013年8月8日 読売新聞)

乳がんのホルモン治療で腰痛も

乳がんホルモン治療で7割が不調 更年期と類似症状を訴える
http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013080401001690.html

乳がんの手術後に再発を防ぐためホルモン治療を受けている患者の7割以上が、肩こりや腰痛など更年期症状と似た体の不調を訴えていることが、聖路加看護大(東京)の調査で分かった。

ホルモン治療は、がんを増殖させる恐れのある女性ホルモンの量を薬で減らすため、閉経前後の更年期と同じような状態になる。薬の副作用かどうか悩む人は多く、治療を中断した人もいる。

調査をした同大の飯岡由紀子准教授(成人看護学)は「不調を感じたら早めに医師に相談してほしい」と呼び掛けている。

日本では年間約6万人が乳がんにかかり、7割がホルモン治療を受けている。

ヘルパーの腰痛は公務によるもの

頸肩腕腰痛症は公務災害
大阪地裁判決 元ヘルパー訴え認める
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-31/2013073115_02_1.html

「本件疾病は公務に起因する」。大阪府吹田市の元ホームヘルパーが頸肩腕(けいけんわん)腰痛症を発症したのは業務が原因だと公務災害認定を求めた訴訟の判決が29日、大阪地裁であり、中垣内健治裁判長は「公務外」とした地方公務員災害補償基金の決定を「違法であり取り消す」と断じ、公務災害との判断を示しました。

原告弁護団によると公務員のホームヘルパーの頸肩腕腰痛症を公務災害と認めた判決はなく、画期的です。

訴えていたのは1985年に同市にヘルパーとして採用された長谷川さふみさん(58)です。業務は買い物、洗濯などの家事援助にとどまらず、入浴介助などの身体介護に至るまで幅広く、96年ごろから肩や首、腰の痛みが常時続くようになりました。同年7月、「頸肩腕障害・腰痛症」と診断され休職を余儀なくされました。

主治医も市側も公務災害と認定したにもかかわらず、同基金大阪府支部は「公務外」と認定(2005年12月)。長谷川さんは10年11月、認定の取り消しを求めて提訴しました。

判決は、長谷川さんの症状と業務の過重性を詳しく検証。「取り消しを免れない」と断じました。

支援する吹田市労働組合連合会(丹羽野和夫委員長)は「介護労働者が安心して働き続けられる職場づくりにとって全国的にも意義のある判決」との声明を発表しました。

ストレスが「腰痛」誘発?

ストレスが「腰痛」誘発 “ずっと同じ作業”から体と意識を遠ざけよう
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130724/dms1307240732004-n1.htm

大昔、四足で生活していた人間は、二足歩行を始めたことで腰痛が始まったといわれる。しかし、腰痛がつらいからといって、四足に戻るわけにもいかない。しかも、現代人の腰痛の背景には、ストレスも関係しているというから面倒だ。

Gさん(32)は最近、腰痛で悩んでいる。ぎっくり腰のような激痛ではない。会社でパソコンに向かっていると、ジワーッと重さを伴って広がってくる典型的な腰痛。ご多分に漏れず姿勢は悪い。座っている時は基本的に“猫背”。おまけに目も悪いので、パソコンの画面との距離も近い。

しかし、そんなGさん、常に腰痛があるわけでもないという。精神的につらい時、ストレスがかかっている時に限って、その痛みに襲われるというのだが…。

「ストレスが腰痛を誘発することは珍しいことではありません」と語るのは、東京・六本木にある那須整形外科医院院長の那須耀夫医師。Gさんのような患者は多いという。

「検査をして椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症のような重大疾患の可能性が消えた時、『ストレスはありませんか?』と聞くと、大抵が『ある』と答えるんです」と那須医師。精神的なストレスが腰痛を引き起こすメカニズムは解明されていないが、整形外科医の間ではストレスと腰痛の関係は周知の事実だという。

対策はあるのだろうか。

「週の単位と1日の単位でそれぞれ考えるんです。週の単位であれば、休みの土日には、仕事を忘れてスポーツなどをしてリフレッシュすることを考えましょう」

では「1日の単位」はどうなのか。

「午前と午後で最低2回ずつ、行きたくなくてもトイレに行くんです。そこでストレッチでもできればさらに効果的。要は、“ずっと同じ作業”から意図的に体と意識を遠ざけることが重要なんです」(那須医師)

どうせなら階段を使って別の階のトイレに行けば運動不足の解消にもなるし、コーヒーショップでサボったって、それで腰痛予防になるならいいじゃないですか。

そもそもこの欄に登場する人たちは、皆さん、マジメ過ぎますよ。 (長田昭二)

スキニージーンズとピンヒール 意外な腰痛の原因

えっこれが!?腰痛の意外な原因「スキニージーンズ」「ピンヒール」
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20130720/Escala_20130720_349716.html

程度の差はあれ、腰痛を経験したことのある方、今まさに腰痛で悩んでいる方って結構多いのではないでしょうか。日々のストレッチや整体も効果的ですが、日々の服装を見直すだけでも腰への負担を軽減することができるのです。今回は、腰に悪影響を及ぼしてしまう2アイテムをご紹介します。

<スキニージーンズ>
今や1人1本は持っていると言っても過言ではない定番アイテム、スキニーパンツ。仕事で使っている、という方も多いと思います。

ご存じの通り、スキニーを履いていると、かがんだり足を広げたりという動作が少し窮屈になってしまいますね。実はこれを補っているのが腰の動き。知らず知らず、腰に疲労が蓄積してしまいます。

毎日履き続けることは避ける、ひざがしっかり曲げられる素材を選ぶなどの工夫をしてみてくださいね。

<ピンヒール>
10cmピンヒールが足腰に負担をかけてしまうのは当たり前。でも、身体のために「ぺたんこ靴」を選ぶ、というあなたはちょっと待ってください。

つま先が浅く極端にかかとの薄い靴は、逆に、歩くときに脚の筋を緊張させてしまいます。それが腰まで伝わり、腰の筋肉にも負担を掛けているというわけ。

スニーカーを除けば、最も歩きやすく腰に優しいのは、2~3cmのヒールで、足の甲をしっかりカバーした靴なのだそうです。

なぜこんなに腰痛は多いのか?

ビジネスマンの職業病?腰痛予防法
http://snn.getnews.jp/archives/116139

厚生労働省の「平成22年 国民生活基礎調査」によると、30代以上の男性が自覚している症状で「腰痛」が1位に。同年の「業務上疾病発生状況等調査」では、休業4日以上の業務上疾病のうち61.2%を腰痛が占める。なぜこんなに腰痛は多いのか?

「同じ姿勢で居続けるデスクワークの影響は大きいと思います。人間の頭は平均5~6kgあり、前屈みになると通常の3倍の負担が首や肩にかかります。さらに、職場で小言を言われたときや残業中は精神的ストレスがかかり、体が強張ります。その状態が続くと力が分散できず、体が動かしづらくなるため、腰も凝り固まってしまうのです」

そう教えてくれたのは、いぎカイロプラクティックの井木寿先生。肉体的負担だけでなくストレスも影響するとは…。厚労省の調査では、30代から腰痛有訴者が増え始めているが、どんな症状が多いのだろう?

「様々な症状の人がいるので一概には言えませんが、腰の一部に痛みや重みを感じる人が多いですね。深夜に痛みが生じたり下肢がしびれたりする場合は、内臓関連の病気の恐れがあります。自覚症状のある方は、病院で診察を受けた方がいいでしょう」

腰痛を引き起こさないための予防法は?

「体の緊張を解くことが重要です。そのためには、体をリラックス状態に導く『淡蒼球』という脳の一部に刺激を与える必要があります。ポイントは『運動すること』と『いつもと違う行動をすること』。たとえばジョギングする場合は、毎回コースを変えて走った方が体がリラックスしやすくなります。運動する時間がなければ、デスクワークの合間に軽いストレッチを行うのもいいでしょう。休憩時間はデスクを離れ、普段と違う環境で過ごすことでもリラックスできます」

つまり、強張った体を解きほぐすことが大切ということ。なるべくこまめに体を動かすよう心がけよう。
(有竹亮介/verb)
(R25編集部)



話題の腰痛クッション シートキュッキュッ

腰痛やお尻の負担軽減目指す発泡ビーズのクッションが話題
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20130626/1050360/?n_cid=nbptrn_top_bunya&rt=nocnt




龍野コルク工業(兵庫県たつの市)のシートクッション「Seat・CuCu(シートキュッキュッ)」が長時間のデスクワークに就くビジネスパーソンを中心に売れている。2013年4月からの2カ月間で出荷数が3000個を超え、目標の2倍を突破。現在も流通各社から問い合わせがあるという。

もともと発泡スチロールの用途開発に取り組んできた同社は、これまでにも中身が発泡ビーズのクッションや、医療用のクッションパッドなどを開発してきた。今回、その技術を生かし、姿勢保持学教授と肛門病学医師のノウハウを活かしたシートクッションを開発。お尻のデリケートな部分が触れるセンターラインには直径約1mmの微細なスノービーズを使用し、体重圧のかかる左右部には耐久性とクッション性にすぐれた大粒発泡ビーズを使い分ける設計にした。シートの中央部や四方の角の引っ張り具合によって、フィット感や姿勢の前後傾斜の変化も調整できるため、座る姿勢の負担を軽減したり、腰痛や、痔などのお尻の悩みを回避する効果も期待できるそうだ。

同社の小林氏によると、「カラダに関する悩みは多様なので、専門家の見地を取り入れてきました。やはり30代、40代以降のビジネスパーソンが運転時やデスクワークのときに使っていると聞きます。腰痛の持病を抱える20代の方からも、とても良かったと好評です」。

7月には、クッション性を改良した腰用クッションや首部にも使えるコンパクトサイズクッションも販売予定。



腰痛の原因となる姿勢は中腰


腰痛大国・日本 日常的動作の「中腰」を回避せよ
http://dot.asahi.com/wa/2013051000048.html

日本は腰痛大国。これが要介護を招くとメディカルガーデン整形外科(千葉)の伊藤晴夫院長は言う。

「腰を痛めると歩くこともままならず、放っておくと筋肉が衰える。寝てばかりだと膝や股関節、内臓の機能を低下させる“負の連鎖”が起きるのです」

となると、日々欠かせない家事の最大のポイントは、腰痛を招く「中腰の姿勢」を避けること。
伊藤医師は「台所のシンクの高さが身長と合っているか確認して」と呼びかける。

背が低い人は体が反り気味に、背の高い人は前かがみになりがち。
そんなときに役立つのが踏み台だ。
背の低い人は台の上に乗って、背の高い人は片足だけ乗せて片膝を緩く曲げ、料理や洗い物をすると腰の負担が軽くなる。
野菜の皮をむくときも椅子に座ることをすすめる。

「体のためにすべきラクもある。最近の冷蔵庫は取り出しやすい構造ですが、下段から食品を出すときは両膝を床につけましょう」。

掃除機をかけるときも、延長管でホースの長さを調整しよう。
「縦型」を選べば体を起こして使える。床拭きも注意が必要だ。

「雑巾がけでなくモップで拭けば膝を守れます」。

洗濯物を干すのも、かがんだり背伸びしたりすると腰に負担がかかるので工夫を。
洗濯物の入ったカゴは台の上に置けば、かがまずに衣類を取り出せる。また、物干し竿は「腕を伸ばし切らない高さ」に調整しよう。
洗濯物をしまう際、タンスの下の引き出しへ入れる場合は膝を床につけるほか、よく使う衣類を上段にしまう。
さらに伊藤医師は、荷物の持ち方も指南する。

「買い物が多いなら“両手”に分ける。宅配便で届いた荷物を運ぶときは、慌てずに、ゆっくり腰を下に落として体に引きよせて持ち上げればぎっくり腰を防げます」

毎日の些細な積み重ねが、将来を左右する。

※週刊朝日 2013年5月17日号

最新の腰痛情報(2013.5)


現時点での適切な治療を示した「腰痛治療ガイドライン」
http://news.livedoor.com/article/detail/7675120/


「腰痛治療ガイドライン」の策定委員会委員長を務め、慢性腰痛の治療に詳しい福島県立医科大学会津医療センター整形外科・脊椎外科教授の白土修医師に、ガイドラインの意義と今後の慢性腰痛の展望について聞いた。

*  *  *

わが国の腰痛患者は3千万人ともいわれ、なかでも原因のはっきりしない慢性腰痛に悩む人はそのうち約85%といわれています。

今回発表した「腰痛診療ガイドライン」は、今までに報告された国内外の約200本の研究論文を整理、分析して、現時点での適切な腰痛治療のための指針を示したものです。

慢性腰痛の治療において、非常に高い科学的根拠が認められるグレードAは、運動療法(ストレッチング、ウオーキングほか)、認知行動療法(心理行動的アプローチ)、薬物療法です。
それ以外の装具療法(コルセット)、手術療法などは中等度のグレードB、物理療法(けん引)は科学的根拠がはっきりしないグレードIということがわかりました。


今回の結果は、今までさまざまな腰痛治療を受けてきた患者さんにとっては、少なからず衝撃的だと思いますが、それだけ慢性腰痛の診断と治療は混沌としていて、治療を受けても改善しない患者さんが多いことを示しています。

昨今の超高齢化社会を背景に、日本整形外科学会は「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」というキーワードを提唱し、運動器系、とくに腰痛をはじめとする脊椎脊髄疾患に注目しています。
ガイドラインの結果については、整形外科の専門医ではない、地域のかかりつけ医の皆さんにも十分に理解していただき、少しでも多くの腰痛の患者さんの症状が改善され、予防にも役立つことを望んでいます。


またいちばん大切なことは、治療を受ける患者の皆さんに、自分にとって最適な治療を選んでもらうことです。腰痛の治療は多岐にわたりますが、不適切な治療を受けて、腰痛を悪化させてしまうケースを臨床現場で数多く見てきました。腰は文字どおり身体の要ですから、慎重に医師を選んでいただきたいと思います。

今後は、さらに臨床報告や試験の結果を集積、整理し、さらなる腰痛治療の向上をめざしていきたいと思います。

※週刊朝日 2013年5月17日号

心と腰痛の関係性


心の問題と「腰痛」が結びつくことも 40歳男性の場合
http://dot.asahi.com/wa/2013051000047.html


日常生活が送れないほど腰が痛いのに、はっきりした原因がわからないことも多い慢性腰痛。腰痛の患者数は3千万人ともいわれる。昨年11月、治療指針である「腰痛診療ガイドライン」がまとまり、科学的根拠に基づく治療法ごとの有効性が示された。

神奈川県在住の会社員、高橋敏則さん(仮名・40歳)は2010年春、会社で走ってきた同僚と激しくぶつかる事故に遭い、腰に強い衝撃を受けた。その後、腰が痛み、足にもしびれが出て、会社を休みがちになった。

高橋さんは、大学時代に椎間板(ついかんばん=背骨の間のクッション)ヘルニアの手術を受けたことがあったため、腰の痛みが再発したことをとても不安に感じた。近所の整形外科でMRI(磁気共鳴断層撮影)検査を受けたが異常なし。その後の痛みは尾骨にも広がったが、再度検査をしてもやはり異常はなかった。

医師からは「慢性腰痛だと思うが、原因はわからない」と言われ、関東労災病院勤労者筋・骨格系疾患研究センター長の松平浩医師を紹介された。松平医師は同院で厚生労働省委託事業として、腰痛の研究を兼ねた診療を実施していた。

松平医師は言う。「高橋さんはX線、MRI、血液検査でも特に異常はありませんでした。そこで、週1回、1時間ほど問診をし、生い立ち、仕事、生活、人生観などについて聞くアクティブリスニングをおこないました」。

アクティブリスニングは、腰痛の原因となっていると思われる問題点(症状、人間関係、ライフスタイルなど)を確認し、共感して傾聴するという方法だ。

それにより、高橋さんが事故の労災保険がなかなか認定されないなど会社の対応に不満を持っていたことや、その後移った新しい会社でストレスがたまっていることなどがわかった。また、日々の腰痛の程度などを記録する「腰痛日記」を2カ月ほどつけてもらったところ、長い会議の後など仕事のストレスが高まるときに腰痛が出現することも判明した。

松平医師は、会社を休まず、不安やストレスに感じる思考を極力転換し、前向きな考え方をするようにと高橋さんに話した。同時に腰をそらすマッケンジー法という運動療法をすすめた。

高橋さんは、実家が東日本大震災に見舞われた際にも腰痛が強くなり、心的ストレスと腰痛との関係を如実に認識。11年4月には、腰痛持ちを自覚する要因となるコルセットをはずし、水中ウオーキングなどを続けた。その結果、9月に父親が倒れた際、3カ月間、週末に実家に通って介護をするという厳しいスケジュールをこなせるまでに腰痛が回復。その後、海外旅行に行けるまでに改善した。

「高橋さんは心の問題と腰痛が結びついた典型的な例です。腰痛を自らコントロールする術を学んだため、快方に向かいました」(松平医師)

※週刊朝日 2013年5月17日号

新治療 椎間板に骨髄細胞を注入


骨髄細胞を注入、椎間板性腰痛に新治療法
http://www.qlifepro.com/news/20130504/is-bone-marrow-infusion-intervertebral-discs-and-back-pain-to-new-treatment.html


腰痛治療の新しい治療法が期待できることが、小規模研究でわかった。

その治療法というのは、幹細胞を豊富に含んでいる骨髄を採取して濃縮し、再注入することによって、磨滅してしまった脊椎椎間板を修復するというものである。

ただしまだ確定ではないため、研究を重ねる必要があると専門家は述べている。


米コロンビア・インターベンショナル疼痛治療センターのJoseph Meyer Jr.氏らは、濃縮させた骨髄細胞の注入を受けた患者24人の経過を研究した。

患者には3カ月~1年にわたって持続する慢性腰痛があり、画像検査を行った場合にどの患者にも脊椎の椎間板に変性または損傷がみられた。

殆どの場合は慢性腰痛の患者に対しては運動や減量に効果があるが、そうでない場合は脊椎固定術が検討される。


Meyer氏は、手術の前に骨髄治療を試してみることを提案した。

この治療法は、腰の後部から針で骨髄を採取し、細胞を濃縮した後、損傷した椎間板の周りに注入するというものである。

治療には数千ドルの費用がかかってしまうため、保険は適用されないということである。

朝日新聞の腰痛記事への反論


腰痛は “気の病” にあらず
http://www.hokeni.org/top/medicalnews/2013medicalnews/130425youtsuu.html

 
「朝日新聞」(2013年3月24日付)は1面で「腰痛2,800万人」との見出しで厚労省研究班による腰痛症患者の調査結果について報じた。

ところが、その関連資料として掲載した「図/主な腰痛治療法のお勧め度」(日本整形外科学会などによる腰痛診療指針から)のなかで、「強く推奨」する治療法として「抗炎症薬、鎮痛薬」等をあげる一方、「腰を引っ張る牽引療法」等を「根拠なし」とした。
また、同様の「図」は4月9日付同紙「医療」欄にも再掲された。

これに対し会員から「腰痛症で牽引を行うケースは多い。患者から治療法に対する疑問が出された場合、医療現場が混乱するのでは」との不安の声が寄せられた。
そこで、整形外科医の田中眞希・協会理事にこれらに対する考え方・対応について話を聞いた。


田中 眞希
(田中まき整形外科/中央区)

「腰痛診療ガイドライン関連記事」(「牽引療法は根拠なし」、3月24日の朝日新聞)に対し、私なりの解釈を述べる。
なお、4月半ば現在、当院では患者からの本件に関する問合せは皆無だ。


1.「根拠なし」は誤訳で、「エビデンス(治療法選択の際の『確率的な情報』という医学用語で日本語訳はない)なし」と言い換えるべき。
また、ガイドライン原文には、 “坐骨神経痛を有する腰痛患者に限定すれば、相反するエビデンスが複数存在し、一定の結論に至っていない”とあるが、記事では触れていない。


2.有効性が高くともハイリスクの治療は、一般的に最初は選択しない。牽引は、内服に加える比較的安全な初期治療と位置付ければよい。
漫然と続けるのは考えものだが、いきなりMRI撮影ではなく、数週間の牽引後に精査必要かを判定するなら、過剰検査抑止にもなる。


3.また記事では “明らかな原因がないなら安静は推奨しない”とも記述されたが、原文には“ベッド上安静よりも活動性維持の方が有効”、“腰痛の発症と遷延に心理社会的因子が関与”とある。
医師には、器質的疾患の診断のみならず、疼痛を緩和する責任があるので、心理社会的因子を考慮した結果、休養や牽引を選択することも必要だ。


精神科領域では心身相関という概念が、神経生理学分野では、痛みシグナルが扁桃体などの神経回路を介し情動応答(苦痛)を引き起こすメカニズムが研究されている。

ガイドラインを参考にしつつ、腰痛は “気の病”ではないエビデンスも学習し治療に当たりたい。


(『東京保険医新聞』2013年4月25日号掲載)

車の運転の腰痛 実は…


えっ? 腰痛の原因はAT車の運転だった!?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130417-00010003-clicccarz-bus_all

「運転するとどうにも腰が痛くて……」。

腰痛は今や日本の国民病。いや日本だけではなくて全世界の大問題です。特に長時間運転するドライバーには腰痛に悩まされている人が多いのではないでしょうか?

そんな腰痛の原因の一つが実は「AT」(オートマチックトランスミッション)にあると言ったら、みなさんはどう思うでしょう?

もちろん運転による腰痛の全部がATのせいだとは言いませんが、これは本当の事なのです。

椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの要因がある人は別として、運転によって引き起こされる腰痛の原因の大半は「間違った運転姿勢」にあります。シートバックを倒し過ぎたり、シートに浅く座り過ぎたりする事で背骨を支える筋肉に負担がかかり血行不良に陥ってしまうためです。そして、AT車は運転姿勢の自由度がMT(マニュアルトランスミッション)車よりもずっと高いため、AT車の増加に伴い「間違った運転姿勢」のドライバーも増加。それが腰痛の原因になっているのです。

もう少し詳しく説明しましょう(右ハンドル車の場合)。

ATの普及により、ドライバーは左足を使う事がなくなりました。本来なら運転中は左足でフットレストを踏んでいるのが正しい姿勢なのですが、ついつい膝を曲げ、フットレストの手前に足を置いて楽な姿勢を取ってしまう人が多いようです。アクセルとブレーキを操作するため右足は伸ばしていますから、それに伴い身体はやや左側(内側)を向いてしまいます。ミニバンなどでシート横にアームレスト(肘置き)がついている車などは、左肘を極端に後に引いて片手運転をしてしまいがちですので、その傾向がさらに高まります。 

その結果、やや前に出た右の腰がシートの背面にきちんと接触せず、左右の腰に不均等に体重がかかってしまいます。それが腰痛の大きな要因になっているのです。

つまり、左足でフットレストを踏まず、右手だけで片手運転をして左手はアームレストに置いているようなドライバーは腰痛になりやすいという事ですね。

一方マニュアル車はクラッチペダルがあるため、左足を遊ばせておく事ができません。しかも、シフトレバーを操作するために左手を極端に後に下げる事も不可能です。また、クラッチを踏むとその反作用で身体がシートに押され、自然にシートと腰が密着します。そのため必然的に「正しい運転姿勢」に近くなり、AT車に比べると腰痛にもなりにくいという訳です。

腰痛を防ぐには「正しい運転姿勢」が何よりも大切なのですが、それでも長時間運転をすれば腰に負担はかかります。そんな時の対処法としては車を停めてストレッチをするのが最も有効です。気分転換や眠気防止にもなります。

最後に現役鍼灸師でもある筆者からの腰痛解消の裏技を教えましょう。腰痛の方は大抵ふくらはぎがパンパンになっています。腰の筋肉と太ももの裏側の筋肉、そしてふくらはぎの筋肉が繋がっているため、硬くなった腰の負担がふくらはぎまで影響してしまうためです。そこで、少し痛いとうくらい強くふくらはぎをじっくり揉みほぐしましょう。それが終わったら仕上げにアキレス健を思い切り伸ばしてみましょう。思いのほか腰が楽になっているはずですよ。

腰痛、実はがんだった


腰痛がきっかけで発覚することも 平均生存期間3年のがんとは
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130414-00000001-sasahi-hlth


多発性骨髄腫は血液がんの一つで、発症の平均年齢は66歳と高齢者が中心だ。
平均生存期間が3年という病気だが、分子標的薬と抗がん剤との併用療法によって、余命が格段に延びた。
さらに、新薬の開発も盛んで、今後に期待が持たれている。


東京都在住の主婦、島田直美さん(仮名・68歳)は、2011年の年末あたりから腰が痛むようになった。
年明けに近くの整形外科でX線検査や血液検査を受けたところ、異常が見られたため、紹介先の埼玉医科大学総合医療センター血液内科を受診。
X線検査、血液検査、骨髄検査などの結果、3期(病気の広がりを示すステージで、もっとも進行した状態)の多発性骨髄腫と診断された。


 多発性骨髄腫は、白血球の仲間の一つで、外敵である細菌やウイルスなどの異物を攻撃するタンパク(抗体)を作り出す「形質細胞」ががん化したものだ。
骨髄腫細胞は「Mタンパク」という役に立たない抗体を作るため、血液検査でMタンパクの量などを調べることで診断がつく。


骨髄腫細胞は無秩序に増え、正常な血液細胞が作られるのを阻害したり、骨代謝(古い骨が壊れ、新しい骨ができる)に影響を与えたりする。
その結果、貧血や感染、骨粗鬆症、腎障害などが起こる。
島田さんを診察した同科教授の木崎昌弘医師はこう話す。


「この病気は健康診断の血液検査を機にわかるケースも多いのですが、腰痛や骨の痛みを最初の症状として、整形外科で見つかることも珍しくありません」


注目される分子標的薬

島田さんは病気がわかった段階ですぐに入院。
初期治療である「寛解(かんかい)導入療法」として、分子標的薬のボルテゾミブ(商品名ベルケイド)、抗がん剤のメルファラン(アルケラン)、ステロイド薬のブレドニゾロン(ブレドニンなど)の3剤を併用する「VMP療法」を受けた。分子標的薬はがん細胞だけにある特異的な分子に作用する薬で、さまざまながんの治療薬として注目されている。

※週刊朝日 2013年4月19日号

ぎっくり腰の原因は・・・不明?!


ギックリ腰の多くは原因不明 MRIでも異常見つからぬことも
http://www.news-postseven.com/archives/20130408_180887.html


3月、朝日新聞が一面トップで、「“腰痛持ち”が全国で約2800万人もいる」ことを報じて話題になった。
しかし、磁気を用いて体内を調べるMRI検査などで原因をはっきりと特定できる腰痛は、実は全体の約15%しかなく、残りのおよそ85%は、検査をしても原因が何か特定できない『非特異的腰痛』だという。


だが、約85%の“原因不明”腰痛の人も、検査で原因が特定できなかったからといって、諦めるのは早い。
あくまで“検査で引っかからない”だけであって、最近の研究では、いくつかの原因が考えられている。次の2つが代表的な原因。


“腰回りの捻挫”ともいわれるギックリ腰が原因不明とは意外かもしれないが、MRIなどの検査では異常は見つからない。

和歌山県立医科大学教授の吉田宗人さんが解説する。
「ギックリ腰は背骨の関節である『椎間関節』に起こる捻挫で、炎症を起こすこともあります。安静にしていれば通常は1週間~10日で自然治癒しますが、場合によっては慢性化することも」

驚くべきことに、“精神的な苦痛”が腰痛を引き起こすことがわかってきている。

平木クリニック院長・平木英人さんは、ストレスと腰痛の関係をこう説明する。
「心療内科の分野では『転換性障害』と呼ぶのですが、ストレスをうまく発散したり、解消できない人のなかには、溜め込んだストレス(精神的苦痛)を肉体的苦痛に転換して、痛みを“すり替えて”しまうことがあります。腰痛についても、これと同じカラクリであると考えられます」


腰が痛いと安静にしたほうがいいと思いがちだが、非特異的腰痛の場合、ギックリ腰の発症直後などを除いて、多くの場合は普段通りの生活を送ったほうが回復が早まるという。

また、疲労や筋肉の衰え、喫煙などの生活習慣も“原因不明”の腰痛を引き起こすことがわかってきた。


※女性セブン2013年4月18日号

あきらめない腰痛


あきらめない腰痛――僕の20年来の腰痛を治した驚きの方法


基本は反らすだけ!
注射なし! 薬なし! コルセットなし!

ダチョウ倶楽部 肥後克弘
「僕の20年来の腰痛を治した驚きの方法」



肥後克広、典型的な腰痛持ち。
1年間の波瀾万丈の腰痛治療ドキュメント。

自分でできる、豊富なイラストつき。



しつこい腰の痛みを治す本


画像ではわからないしつこい腰の痛みを治す本 (健康ライブラリーイラスト版)



【ポイント】
*腰痛で画像検査をしても八割以上は「原因不明」
*画像検査でわかる異常が痛みの原因とは限らない
*朗報! 解明が進む治療可能な原因の数々
*慢性症状の原因は一つとは限らない
筋肉のこわばり、仙腸関節の機能障害、末梢神経の障害、脊柱菅の狭窄……
*「すぐに手術を」という医師に要注意。メリット・デメリットを知ったうえで決断を
*まず試したい、体にやさしい治療法
薬物療法、ブロック療法、鍼灸、心理療法……
*原因をつくらない、悪化させないように生活を工夫する
姿勢、動作、運動、歩行、身近なグッズ……



多くの人を悩ます腰痛。「ヘルニア」「脊柱管狭窄症」などという背骨の病気が原因で起こる腰痛は2割程度にすぎず、残りの8割は原因がはっきりしません。

しかし近年、これまで原因不明とされてきた腰痛のなかに、背骨より浅い部分にある末梢神経や、骨盤の仙腸関節の不具合によるものが含まれていることが判明。

これらは、画像検査偏重の診断方法ではわからない新たな要因として、注目されています。本書では解明が進む新要因を含め、慢性腰痛の原因、治療法、自宅で行う運動療法などをまとめて、イラストでわかりやすく紹介しています。


硬膜外内視鏡治療で長期効果は60%程度


腰痛持病 手術回避の硬膜外内視鏡治療で長期効果は60%程度
http://snn.getnews.jp/archives/54202

椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など腰痛の持病を抱えるサラリーマンは多い。腰痛が軽い場合は、ストレッチなどの運動療法や消炎鎮痛剤で対処する。重症では神経根ブロックなどの保存療法を行なう。

しかし、これらの保存療法でも十分に効果が得られない場合は、骨などを切除する腰椎手術を行なう。手術は患者の負担が大きい場合もあり、さらに手術をしても痛みが残ることもある。

こうした難治性腰痛や手術を回避したい患者のための治療法として実施されているのが、硬膜外内視鏡(エピドラスコピー)治療だ。

順天堂大学医学部附属病院麻酔科・ペインクリニックの井関雅子・先任准教授の話。

「腰椎手術後に硬膜外の癒着があり、それが痛みの原因になっていることもあります。一般的な腰椎疾患でも硬膜外の癒着によって、硬膜外ブロックが効きにくくなっていることもあります。エピドラスコピーは、こうした患者さんに対する治療の選択肢の一つとして用いられています」

エピドラスコピーは極細の内視鏡を脊柱管の中に挿入して行なう。患者はうつぶせ状態で、骨盤の中央、背骨の付け根にある仙骨付近の皮膚を1センチ程度切開する。

この施設で16~86歳の患者40人に実施したところ、1か月後には28人にある程度効果があり、長期効果は60%程度である。

「この治療は効果に個人差があり、すべての方に有効ではありません。強度の脊柱管狭窄症は神経を圧迫する危険性もあり、お勧めできません。適応をしっかり見極めて治療を受けることが大切です」(井関先任准教授)

(取材・構成/岩城レイ子)

※週刊ポスト2013年3月22日号

FNSニュース 腰痛予防の指針改定


厚労省、腰痛を予防するための指針改訂についての報告書
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00242988.html


厚生労働省は、職業病の6割を占める腰痛を予防するための指針改訂についての報告書をまとめた。
腰痛歴7年の医療関係の女性は「腰から曲がったりすることが多いので、そうするとやっぱり、あとから、腰にウッ!てなる。同じ体勢でずっといるとか」と話した。
腰痛歴14年の建築事務の男性は「デスクワークなので、比較的疲れますよね。ずっと座りっぱなしなので」と話した。
厚生労働省によると、腰痛を抱える人は、全国で推計2,800万人。
中でも、仕事が原因で発症する病気の6割を腰痛が占めるという。
増加傾向にある腰痛を予防するため、厚労省は、職場における腰痛予防対策指針の改訂について、報告書をまとめた。
27日の検討会では、デスクワークの腰痛対策として、いすに腰掛ける際には、深く座って、背もたれで体を支えるようにすること、前傾姿勢を避け、適宜立ち上がって腰を伸ばすことなどの対策が示された。
こうした中、すでにある取り組みを行っている会社もある。
東京・立川市の「アドックインターナショナル」では、いすにバランスボールを使っている。
社員は「(仕事しづらくないか?)姿勢が良くなるので、かえって仕事しやすくなっていますね」と話した。
さらに社員の腰痛を改善するために、出張ヨガ教室を開く企業もある。
厚労省は、5月をめどに新たな指針を示す方針。


辛い腰痛に悩んだとき、やるべき3つのこと


辛い腰痛に悩んだとき、やるべき3つのこと
http://news.livedoor.com/article/detail/7475366/

日々の生活で腰に負担がかかることって多いですよね。なるべくなら予防したいですが腰痛になってしまった場合、どのように改善していけばいいのでしょうか。
結婚式場選びNO.1口コミサイト「みんなのウェディング」の相談広場では、慢性的な腰痛に悩む女性からの相談が注目を集めています。

■以前からあった腰痛が、結婚式でドレスでしめつけたり疲れのせいかひどくなってしまいました。結婚式後からひどくなり家事をするのもつらい状況です。どなたか慢性的な腰痛を治された方いませんか?(35歳女性)

この相談に対して、みんなのウェディングユーザーから沢山のコメントが寄せられました。

<1:整形外科でみてもらう>
■整形外科に一度行ってみるといいですよ。骨に異常が出ていないか診てもらい、痛みの原因になっている場所など特定してもらった上で、薬やリハビリ(整形外科での保険の効くマッサージとか、牽引などの治療)に通うとかできますよ。(34歳女性)

―症状によっても治療法は違うでしょうから、まずは専門家に見てもらった方がいいでしょう。自己判断でケアをして悪化させることのないようにしてくださいね。

<2:寝具を見直してみる>
■私、実家では低反発マットレスのベッドだったのですが、新居では布団(敷き布団)になり、腰痛が悪化しました。慌てて、低反発の薄いマットを追加しましたが改善せず。ぶ厚いマットレスを追加してやっとよくなってきました。(30歳女性)

―体の疲れを取るはずの場所が逆に体の負担になっている可能性も。一日のうちの長い時間を過ごす場所ですから寝具の専門店でアドバイスをもらうといいかもしれません。

<3:腹筋をつける>
■定期的なスポーツをしないで腹筋が弱ってきた今腰に症状が出たといわれました。腹筋も、スポーツでやる腹筋ではなくて日常的におなかを意識したり歩くときも足の裏で地面をしっかりとつかんでかかとからおろしつま先で蹴り上げるそういったことに意識して後は、腰に負担をかけない立ち方座り方があるのでそれを心がけています。(31歳女性)

―本格的な運動をしなくても、日々の何気ない動作を正しい姿勢でおこなう意識をするだけで体は変わってくるかもしれませんね。腰痛が治ったら筋力をつけて再発を予防するのもいいかもしれません。

辛い腰痛を治すには多少時間がかかるようですが、体を支える大事な部分ですから根気よく自分に合った治療法を続けていきたいですね。ストレスを溜めるのもよくないようなので、日ごろから穏やかな気持ちでいることも大切でしょう。

劇的に痛みが吹き飛ぶ!すぐできる「腰痛解消法」


劇的に痛みが吹き飛ぶ!すぐできる「腰痛解消法」まとめ
http://girlswalker.com/content/news/beauty/vender/2/2013/03/06/77403

腰は体を動かすときに、まさに要になっているパーツ。
デスクワークを行う人が増えた現代では、もはやオジサンだけの悩みではないですよね。デスクワークの多いOLさんは、慢性的な腰痛にかかっていることも多いようです。
正しい姿勢を保つことで、ぎっくり腰やヘルニアの予防でなく、ウエストが引き締まったり脚のむくみが軽減したり、スタイルアップも期待できるんです。
そこで、今回はいいことづくめの腰痛解消法をお伝えします!

■1:まずは座り方を見直す
「人生を幸せにする座り方のコツは“坐骨3センチ”と判明」によると、幸せになる座り方は、坐骨がポイントだそうです。
そして、骨盤を正しい位置にセットにするには、“椅子の座面に触れる大きくてゴロゴロした骨である坐骨を、いつもより3センチ後ろに引いて座る”だけです。
これだけで、前回ご説明したように、坐骨の前の方で座ることができます。そして、骨盤を立てて、正しい姿勢で座ることができるのです。

■2:それでもダメなら立って仕事する
「自宅やオフィスでできる!ちょっとした腰痛スッキリ解消法」によると、なんと最近では、立ったままパソコンを使う”立ちパソ”を習慣にしようとする人が増えてきたという報告も。
座ったままの姿勢をつづけることは、心臓疾患などのリスクが高まるという研究結果もあるというのも見逃せません。
腰痛の原因として、長時間同じ姿勢をとることといった側面もありますので、「パソコンは座ってするもの」といった思い込みをやめてみるのもよさそうです。
立ちながら使うほか、メール返信など長時間の集中力を必要とするものでなければ床に置いてストレッチをしながら使うなども効果的かもしれません。

■3:仕事中にできるストレッチもオススメ
「腰痛が劇的に治る!カリスマ治療師が伝授するテク」 のカリスマ治療師によると、ほとんどの場合、腰痛の原因は普段の姿勢にあるそう。
パソコンを操作するとき、どうしても両手両肩が前に出て目線が下向きになり、猫背になってしまいがちに。長時間座る仕事をしている人の多くは、前かがみになると痛いタイプです。
そのようなときに効果的なのが、正座した状態で背筋を伸ばし、後ろで手を組んだ状態で胸を張る、“胸張りストレッチ”。
 一方、後ろに反ると痛いタイプの人もいます。そういう人にオススメなのが、椅子に座った状態から前かがみになる“ねこ運動”。デスクワークの途中でも有効なストレッチなので、ぜひ頻繁に取り入れてみてください。
また、あぐらの姿勢から簡単にできる、腰痛改善に効果的な体操もあります。
あぐらの姿勢から、右膝だけを前を伸ばして、右のつま先に向けて両手を伸ばします。これを10~20秒キープ。次に、左膝だけ伸ばして、同じことを繰り返します。
こうすると、ハムストリングスと呼ばれる、下腿に付着している筋肉が伸びていい腰痛が解消できる、といった話もあります。

いずれにせよ、長時間の同じ姿勢は禁物です。今回ご紹介したテクニックは、オフィスにいても、家でくつろいでいるときも気軽にできる簡単なものばかりですので、腰に疲れを感じたときは是非トライしてみてくださいね!

腰痛でも楽な姿勢はある


腰痛持ちの人が楽になる姿勢
http://news.livedoor.com/article/detail/7428101/


腰が痛むとき、いすから立ち上がった後や洗面所で顔を洗おうとしたときなど、ひざを軽く曲げると、腰の痛みが和らいだり、腰痛への恐怖感が薄れたりする、といったことがあります。経験したことのある人も多いのではないでしょうか。


腰の負担を減らして、腰痛を防ぎたい時は、直立姿勢で立ち作業をするのではなく、軽くひざを曲げると楽になる、ということをご存じの方は多いと思います。

ですが、忙しい毎日では、ひざを曲げて腰を守ることを忘れがちだったり、面倒に思えてひざを曲げずにやり過ごしている人も少なくないようです。そこで、ぎっくり腰に!…という話も聞きます。


背骨にはもともとカーブがあるのですが、前かがみの姿勢では、背骨のカーブと骨盤の角度が変化して、腰背部にある筋肉に負担がかかります。
そこで、前かがみ姿勢をとるときに、ひざを軽く曲げてみてはどうでしょう。それだけで、腰部の背骨にあるカーブが減少や骨盤が後ろに傾いてしまう状態を防ぐのです。


すると、おなかに力が入ることで姿勢を楽に維持しやすくなり、前傾姿勢で作業をする際の腰背部の筋肉に余計な負担がかかることの予防ともなるのです。
なるべく背骨の自然なカーブを守り、腰への負担を減らしながら、生活したいものですね。


ひざを曲げることを忘れがちな人は…


外出先では難しいかもしれませんが、洗面所や台所など、立ち姿勢が増える場所に、足を乗せる台を用意しておきましょう。
両ひざを曲げることは忘れてしまいがちですが、台に片足を乗せて、同様の効果を狙うようにします。15センチ前後の台が置いてあれば、片足を乗せて、腰の負担を軽減させることを忘れることが少なくなるのではないでしょうか。

アロマで簡単 腰痛治療


おうちでできる腰痛緩和のアロマトリートメント方法
http://allabout.co.jp/gm/gc/408856/

腰痛緩和に効果的なエッセンシャルオイル(アロマオイル)

カモミール・ローマン、ラベンダー、クラリセージ、ユーカリ、ローズマリーなど

ストレスが原因の腰痛もあります。緊張や不安などがあり、体がリラックスできない時間が長いと、腰痛を増悪する原因にもなりかねません。

市販の湿布剤もとても役に立ちますが、「香り」で緩み、疲労感などが軽減されると気分がラクになることもあります。その場合は、好きな香りを使ってくださいね。

※詳しくは、サイトをご参照ください

サソリだけでなく蜂毒でも、腰痛がなおる!?


蜂毒が腰痛&関節痛治療に効果的と判明:研究結果
http://irorio.jp/asteroid-b-612/20130219/47443/


時に人を死に至らしめることもできる蜂の毒が、腰痛治療に有効であることがわかった。

太古の昔からさまざまな病気の治療に用いられてきたミツバチの針。最近の研究で、この毒針治療は近代医学でも利用できることが判明し、特に慢性的な腰痛に効果を発揮することが明らかに。

米ノースカロライナ大学がおこなった実験では、腰や足に痛みのある患者に蜂針療法を試みたところ、3分の2の患者に症状の改善が見られたそう。また、英エクセター大学の化学者らによる分析では、蜂毒には関節痛を和らげる成分が含まれていることもわかったという。

腰痛や関節痛には鍼治療が効果的だとされているが、蜂毒を乾かしたものをジェル状にし、それを鍼で痛みのある箇所に注入すると、神経や筋肉を刺激して痛みが緩和されるそう。専門家によれば、「蜂針には炎症や痛みを抑える効能があることは、動物実験などでも証明されている」とのことで、将来的には蜂毒を腰痛の特効薬として使えるよう今後も研究を重ねていきたいとしている。

腰痛にはサソリの毒がいい?!


サソリの毒が、腰痛を治す!?
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20130218/340613/?ST=ecology&P=1

 
その日は、うだるように暑かった。

休暇でメキシコ太平洋岸にある別荘を訪れていたマイケル(仮名)は、椅子にかけて乾かしてあった海水パンツをはくと、プールに飛び込んだ。だが水の心地よさを味わう代わりに、激しい痛みに襲われた。マイケルはあわててパンツを脱ぎ捨てると、裸のままプールから飛び出した。太ももの裏側が焼けるように痛い。

マイケルは、水の中を漂っていた黄色い小さな生き物をプラスチック製の容器にすくい入れると、別荘の管理人に付き添われて病院へと急いだ。医師は、その生き物が北米でも有数の毒サソリ、バークスコーピオンであるとひと目で見抜いた。刺されると全身に電気ショックを受けたような衝撃が走り、死に至ることもある。幸いにも、その一帯にはよくいるサソリだったので、すぐに抗毒素血清の注射が打たれ、30時間ほどで痛みは消えた。

意外だったのはその後のことだ。マイケルは8年前から、強直性脊椎炎という自己免疫疾患にかかり、慢性的な腰痛に苦しんでいた。最悪の場合、背骨が曲がってしまうこともある病気で、発症のメカニズムはまだ解明されていない。「毎朝のように腰が痛み、ひどいときには歩くことすらできなかった」とマイケルは言う。

だが、サソリに刺されてからは腰痛が消え、2年たった今では、ほとんど薬を飲む必要もなくなった。医師であるマイケル自身は、サソリの毒が腰痛の治療に役立ったとは安易に断言しないが、それでも「腰痛がぶり返したら、またあのサソリに刺してもらうよ」と語る。


刺咬毒には薬としても有益なものがある


生物由来の毒の中でも、ヘビやハチ、サソリなどが牙や針先から分泌する毒は「刺咬毒」と呼ばれている。自然界で最も強力な毒で、もっぱら敵や獲物の動きを麻痺させるために進化してきた。

皮肉なことに、殺傷能力のある刺咬毒には薬としても有益なものがある。刺咬毒の成分から生まれた心臓病や糖尿病の特効薬はすでに広く使われていて、今後10年のうちには、自己免疫疾患やがん、痛みに対する新しい治療法が出てくる可能性もある。

「一つや二つの特殊な薬ではなく、さまざまな分野の新薬が生まれるでしょう」と語るのは、ナショナル ジオグラフィック協会の支援を受けて生物毒を研究するゾルタン・タカシュだ。これまでに研究された毒素は1000種類弱だが、すでに10種類以上の薬が商品化されている。

「解析を待っている毒素は2000万種類を超えるでしょう。これは大変な数です。刺咬毒は薬理学に新たな道を開いたのです」
(『ナショナル ジオグラフィック日本版』2013年2月号特集「生物の毒が人間を救う」より)

腰痛持ちをやめる本




「痛みが取れるまで安静」「常にコルセット」は間違いだった!
簡単な習慣を日常生活に取り入れれば、趣味やスポーツ、仕事を再開することができる。
腰と脳にアプローチする革新的な自己改善法を、専門医が詳細に解説。




株式会社マキノ出版はこの度、新刊の書籍『「腰痛持ち」をやめる本』が刊行の運びとなりましたので、ご案内いたします。

 医療機関を受診する腰痛患者の約85%は、「原因を特定できない」といわれます。決定的な治療法がないため、「腰痛とは一生のつきあい」とあきらめている人も多いでしょう。常に腰が不安なため、趣味やスポーツを控えたり、常時コルセットをしていたりする人も珍しくありません。

 しかし近年、腰痛の研究が飛躍的に進み、これまでの常識が覆されてきています。今、腰痛に対する考え方や治療法が、大きな転換期を迎えているのです。

 腰痛研究の第一人者である著者の松平 浩先生は、世界各国の最新研究から「過度の安静は、ぎっくり腰や慢性腰痛を誘発する」として、できる範囲での活動や、こまめに行う「3秒の習慣」を提唱し、大きな成果を上げています。

 さらに、最近多く見られる「精神的ストレスによる腰痛」にも言及し、著者みずからが実践・推奨している改善法を複数提案しています。すべての「腰痛持ち」のかたに役立つ情報が満載です。

 実際にちょっとした習慣を生活に取り入れることで、「杖を手放すことができた」「海外旅行に行けた」「ゴルフを再開できた」といった体験手記も収載され、読みごたえじゅうぶんです。

http://www.sankeibiz.jp/business/news/130215/prl1302150939007-n1.htm



これでガッテン 腰痛特集


腰痛持ちの方必見!腰痛劇的改善法を紹介!『ためしてガッテン』
http://news.ameba.jp/20130205-577/

ふだんの生活の「なぜ?」「どうして?」について、最先端の科学とユニークな実験で試し、合点がいくまで徹底調査する『ためしてガッテン』(NHK総合テレビ)。毎週毎週、目からウロコの連続で驚きの情報満載。あなたの生活が変わる!?

2月6日(水)の放送は「年間1万人!死に至る腰痛があったとは!?」に迫る。現代人の宿命とも言うべき腰痛。その中でも「絶対に見逃してはいけない腰痛」の実態や、イザ!という時の対処法を、最新の研究成果をもとにクイズ形式でばっちり解明!

まず取り上げるのは、腰痛は腰痛でも「死に至る腰痛」。なんとこの腰痛、年間1万人以上が亡くなっている「ある病気」が体の中に隠れているため起こるという。しかもその症状は、ぎっくり腰や慢性腰痛とそっくり。そのため対処が遅れてしまい、命を落とすケースも! そこで、病院の医師も診断時に必ず行っているという、命に関わる危険な腰痛を見分けるための超簡単な方法を大公開!

続いては、「腰が痛いとき、温める? それとも冷やすのが良い?」。誰もが一度は抱いたことのあるこの疑問に、ついに決着が! 腰痛持ちの皆さんの強ーい味方「湿布」の、温湿布と冷湿布の使い分けについてもバッチリ紹介していく。

そして、番組で去年紹介し大反響だった、腰痛の劇的改善法についても、さらに深くリサーチ。腰痛改善の秘策「1日15分ウオーキング」のコツを紹介するとともに、「腰痛に加え、歩くと足にしびれが出ちゃうんだけど・・・」というケースに潜む「ある体の異変」についても解明。ウオーキングはどうも・・・という方におすすめの運動も大発表!どうぞお見逃しなく!

■『ためしてガッテン』
2013年2月6日(水)20:00~20:43(NHK総合テレビ)


※動画はこちらのサイトにありました。
※※ただし、現在は、削除されている可能性もあります。

【動画】 2013年02月06日放送 「ためしてガッテン」 年間1万人!絶対に見逃してはいけない「死に至る腰痛」があった!
http://toracyan53.blog60.fc2.com/blog-entry-3809.html

お腹を引き締め腰痛予防


ぽっこりお腹では、骨盤・腰が動かせていないかも!?

お腹がポコっと出て、ポテっと脂肪がついた感覚に見舞われたら、お腹や腰回りが冷えやすくなっているサインです。姿勢や腰を支えている筋肉が、しっかりと動かせて、きちんと機能していれば、「お腹ポコっ!」や「余分な脂肪でポテっ!」にはなりにくく、健康的な血流によってお腹・腰回りが冷える心配も少ないのです。

また、「お腹ポコっ!ポテっ!」の状態の時は、歩行なども含めた日常動作において、骨盤や腰部がしっかりと動かせていない可能性があります。そのため、意識的に動かしていく必要が出てきます。「お腹ポコっ!やポテっ!」が気になっている人は、そろそろお腹を引き締めるエクササイズをスタートさせ、まだお正月休み中の腰を支える筋肉も目覚めさせてあげましょう。

つづきは
→お腹引き締め腰をパワーアップエクササイズ
http://allabout.co.jp/gm/gc/407636/

腰痛の原因→実は・・・


腰痛85%が非特異的 心療内科・精神科でストレス軽減療法も
http://www.news-postseven.com/archives/20130125_167424.html


腰痛は多くの中高年を悩ます症状だが、 自営業の男性・Aさん(55歳)の腰痛歴は長い。

いくつかの病院を渡り歩くも原因がわからず鍼灸や整体も試みたが、一時的に楽になってもまた元に戻ってしまい変化は感じられなかった。
このまま腰痛と一生付き合うのかと思うと、気分も落ち込む毎日だ。

Aさんのように、原因がはっきりしない腰痛を非特異的腰痛といい、実に腰痛の85%がこのタイプだと近年わかってきた。
いわゆる「ぎっくり腰」も非特異的腰痛に含まれるという。


昨年末に発表された、日本整形外科学会・日本腰痛学会の腰痛診療ガイドラインには、非特異的腰痛に対しては従来の消炎鎮痛薬や抗うつ薬、筋弛緩薬などの他に、「認知行動療法」が有用であると明記された。

認知行動療法とは、精神科や心療内科で行なわれる精神療法の一つで、物事の受け取り方や考え方を通して心や体の痛みを楽にし、問題を解決していく方法だ。

たとえば、腰痛に対する認知行動療法の一つとして、患者に日記を書いてもらう方法がある。
患者は痛みで「何もしたくない」と消極的な気分になりがちだが、自分がその日に達成したことを日記に書くことで、「痛くても自分はここまでできた」と認識し、痛みに対する考え方を改めていく。


 吉田祐文・那須赤十字病院整形外科部長が解説する。

「腰痛の原因が特定できないと診断された症例のなかには、がんが原因だったり、骨盤の異常である仙腸関節障害だったりすることもあります。
特に、シニアにはがんや感染が原因の腰痛は少なくありません。

まずは正確な診断が重要です。
その上で、痛みの原因が精神的なストレスなのか生活習慣なのか、医師が患者さんときちんと向き合って探っていくことが大切なのです」


実際に臨床現場では、薬だけではよくならない人が、医師に話を聞いてもらうだけで症状が和らいだり、腰痛が起きた時の対処法や生活習慣をアドバイスしただけで良くなるケースも少なくないという。

こういった新しい腰痛治療は整形外科医が行なう場合もあるが、医療機関によっては心療内科・精神科と協力するチーム医療で効果を上げているところもある。

たとえば、福島県立医科大学付属病院では、整形外科と精神科が協力して、抗うつ薬や抗不安薬の処方や認知行動療法、カウンセリング、運動療法などを行なうリエゾン療法(連携療法)を実施している。

認知行動療法の医療費は医療機関により違いがあるが、自費で1回3000円程度だ。


「ストレスには精神的なもの以外にも冷えや疲労などもあります。
冬の底冷えが腰痛を引き起こす人もいる。その場合には、冷えに効く漢方などを処方すると驚くほど効果が出る場合もあります」(吉田氏)
※週刊ポスト2013年2月1日号

冬とぎっくり腰の関係


冬のぎっくり腰に注意! 転んでもいないのに腰に痛みも 
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/snk20130121590.html


寒さが厳しい朝や、大雪のあとの凍った道を歩いているとき、転んでもいないのに腰に痛みを感じたり、昔の痛みがぶり返す人が増えているという。

10年以上整体師として12万人以上の腰痛を和らげてきたという、人形町クローバーカイロプラクティック(http://www.clover-chiro.jp/)の財津代表は

「冬場の腰の痛みには冬独特の痛みの理由があり、そのままにしておくとぎっくり腰になってしまう確率が8倍以上になります」

といい

「1年のうち気圧が高くなっている冬の間は、自律神経が刺激されて体が常に戦闘状態になり、休んでも疲れが取れずに疲労が蓄積しやすくなっています。その結果、こわばった筋肉や関節が瞬間的に正常に動かずぎっくり腰を引き起こす原因となります」

とのこと。


また冬場のこわばった体の状態からは、かがんだ瞬間やくしゃみなどが引き金となってぎっくり腰になることもあるという。

万が一ぎっくり腰になってしまったら、疲労を回復することと、正しい腰のそりを取り戻すことが重要とのことだが、予防のためにもリラックスする時間を意識的に作り、疲労から回復しやすい体づくり、正しい姿勢を日ごろから意識することが非常に大切になるとのこと。

年末年始の食べ疲れ飲み疲れからまだ完全回復できていない人も、ぎっくり腰にならないようにちょっとした意識をしてみるべきかもしれない。
(産経デジタル)


シニア世代に多い腰痛


シニア腰痛の脊柱管狭窄症 痺れ・痛み・残尿感・便秘の症状
http://getnews.jp/archives/285308


 日本人の8割が一生に一度は経験するという疾患は、放っておけば歩くのが億劫になり、さらに筋力が低下して悪化するという悪循環に陥りかねない。アクティブな生活を取り戻す最新治療を報告する。

 一口に腰痛といっても、その原因はさまざま。中でも、年々増え続けているのが脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症だ。シニア世代を悩ませる腰痛原因の代表的な病気である。

 昨年退職した埼玉県のAさん(65歳)はようやく好きなゴルフ三昧の生活を満喫できると喜んでいた矢先、以前からあった両脚太腿の痺れが悪化し、ゴルフどころではなくなった。

「歩くと痺れと腰の痛みが強くなり、グリーン上を移動するのも休み休みでした」

 Aさんは整形外科を受診し、CT検査の結果、「脊柱管狭窄症」と診断された。

「脊柱管(背骨)は神経の本幹(馬尾)が通るトンネルで、加齢と共に狭く変形していきます。また、何らかの原因で脊柱管が狭くなることで神経が圧迫され、お尻から下肢にかけて痺れや痛みなどが起こるのがこの病気です」

 こう解説するのは、脊椎・脊髄の専門医である白石建・東京歯科大学市川総合病院整形外科教授だ。

 脊柱管狭窄症の典型的な症状には、痺れや痛みに加えて、一定の距離を歩くと痛みが強くなり少し休むと痛みが治まる「間欠跛行」という症状や、重症化すると残尿感や便秘などがある。

「症状が軽い場合には、経口プロスタグランジンE1、消炎鎮痛剤などの薬物療法や、痛みの起こっている神経に局所麻酔やステロイド薬を注入する神経ブロックなどでよくなります。

 しかし、このような保存療法でも症状が改善しない場合には、脊柱管を広げる手術が必要です。Aさんのようにゴルフを楽しむなど以前と同様の活動的な生活をしたい人には第一の選択肢となります」(白石氏)

※週刊ポスト2013年2月1日号

腰痛の原因 その一因にストレスも


腰痛の一因にストレス 日記や挨拶で対策を〈AERA〉
dot. 1月19日(土)7時3分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130119-00000001-sasahi-hlth


最近では年代を問わず悩まされる人が多い腰痛。
その一因として、労働者健康福祉機構の整形外科医の松平浩(こう)さんはストレスを挙げる。


松平さんはこれまでに、働く世代を中心に腰痛に関連する研究を続けてきた。
アンケート調査などをもとに分析した結果、腰痛は心理社会的要因で引き起こされる場合もあることがわかったという。


例えば、強いストレスにさらされると、心のバランスを保つ脳内物質であるセロトニンやドーパミンが出づらくなる。
その結果、心臓がドキドキしたり下痢をしたりと自律神経の影響を受ける症状が出る場合がある。
松平さんは、これと同じ仕組みで腰痛や肩こりが起こることも考えられるという。


腰痛の原因はストレスのほかにも、それと並列して腰自体に負担がかかる機能障害が考えられるという。

松平さんは約3800人のデータをもとに解析した結果、

(1)介護を含む重量物(20キロ以上)の取り扱いに従事したり、
(2)前屈やねじり動作を頻繁に行うことに加えて、
(3)仕事に対する満足度が低かったり、
(4)上司のサポート不足や、
(5)めまいや頭痛、肩こり、胃腸の不調などがあることが、

腰痛が慢性化する危険因子であることがわかった。


松平さんは、猫背の姿勢が強くなった場合は体を後ろに反らし、後ろに反り気味の時間が増えたら前かがみになる軽い運動を推奨している。

くしゃみや咳をする際も壁や机に片手をついて腰への衝撃を和らげることが必要だ。


そして、脳の機能障害を防ぐ必要がある。
ドーパミンなどの分泌を促し、仕事に集中するため「よし、やるぞ」と一声かける。
また、脳の機能を活性化させるには、音楽鑑賞ウォーキングなどがお勧めだそうだ。

仕事中は挨拶や感謝の言葉をあえて口に出してみるなど、折り目をつけた人間関係を意識的につくることも大事だという。
さらに松平さんが提唱するのは日記をつけることだ。

「上司に怒られたら腰が痛くなった」など、その日の出来事やその際の体調をつけておくと、後になってどういうときにストレスと連動して体調が悪くなるかがわかり、解決策も見つけやすいという。

※AERA 2013年1月21日号