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硬膜外内視鏡治療で長期効果は60%程度


腰痛持病 手術回避の硬膜外内視鏡治療で長期効果は60%程度
http://snn.getnews.jp/archives/54202

椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など腰痛の持病を抱えるサラリーマンは多い。腰痛が軽い場合は、ストレッチなどの運動療法や消炎鎮痛剤で対処する。重症では神経根ブロックなどの保存療法を行なう。

しかし、これらの保存療法でも十分に効果が得られない場合は、骨などを切除する腰椎手術を行なう。手術は患者の負担が大きい場合もあり、さらに手術をしても痛みが残ることもある。

こうした難治性腰痛や手術を回避したい患者のための治療法として実施されているのが、硬膜外内視鏡(エピドラスコピー)治療だ。

順天堂大学医学部附属病院麻酔科・ペインクリニックの井関雅子・先任准教授の話。

「腰椎手術後に硬膜外の癒着があり、それが痛みの原因になっていることもあります。一般的な腰椎疾患でも硬膜外の癒着によって、硬膜外ブロックが効きにくくなっていることもあります。エピドラスコピーは、こうした患者さんに対する治療の選択肢の一つとして用いられています」

エピドラスコピーは極細の内視鏡を脊柱管の中に挿入して行なう。患者はうつぶせ状態で、骨盤の中央、背骨の付け根にある仙骨付近の皮膚を1センチ程度切開する。

この施設で16~86歳の患者40人に実施したところ、1か月後には28人にある程度効果があり、長期効果は60%程度である。

「この治療は効果に個人差があり、すべての方に有効ではありません。強度の脊柱管狭窄症は神経を圧迫する危険性もあり、お勧めできません。適応をしっかり見極めて治療を受けることが大切です」(井関先任准教授)

(取材・構成/岩城レイ子)

※週刊ポスト2013年3月22日号

FNSニュース 腰痛予防の指針改定


厚労省、腰痛を予防するための指針改訂についての報告書
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00242988.html


厚生労働省は、職業病の6割を占める腰痛を予防するための指針改訂についての報告書をまとめた。
腰痛歴7年の医療関係の女性は「腰から曲がったりすることが多いので、そうするとやっぱり、あとから、腰にウッ!てなる。同じ体勢でずっといるとか」と話した。
腰痛歴14年の建築事務の男性は「デスクワークなので、比較的疲れますよね。ずっと座りっぱなしなので」と話した。
厚生労働省によると、腰痛を抱える人は、全国で推計2,800万人。
中でも、仕事が原因で発症する病気の6割を腰痛が占めるという。
増加傾向にある腰痛を予防するため、厚労省は、職場における腰痛予防対策指針の改訂について、報告書をまとめた。
27日の検討会では、デスクワークの腰痛対策として、いすに腰掛ける際には、深く座って、背もたれで体を支えるようにすること、前傾姿勢を避け、適宜立ち上がって腰を伸ばすことなどの対策が示された。
こうした中、すでにある取り組みを行っている会社もある。
東京・立川市の「アドックインターナショナル」では、いすにバランスボールを使っている。
社員は「(仕事しづらくないか?)姿勢が良くなるので、かえって仕事しやすくなっていますね」と話した。
さらに社員の腰痛を改善するために、出張ヨガ教室を開く企業もある。
厚労省は、5月をめどに新たな指針を示す方針。


辛い腰痛に悩んだとき、やるべき3つのこと


辛い腰痛に悩んだとき、やるべき3つのこと
http://news.livedoor.com/article/detail/7475366/

日々の生活で腰に負担がかかることって多いですよね。なるべくなら予防したいですが腰痛になってしまった場合、どのように改善していけばいいのでしょうか。
結婚式場選びNO.1口コミサイト「みんなのウェディング」の相談広場では、慢性的な腰痛に悩む女性からの相談が注目を集めています。

■以前からあった腰痛が、結婚式でドレスでしめつけたり疲れのせいかひどくなってしまいました。結婚式後からひどくなり家事をするのもつらい状況です。どなたか慢性的な腰痛を治された方いませんか?(35歳女性)

この相談に対して、みんなのウェディングユーザーから沢山のコメントが寄せられました。

<1:整形外科でみてもらう>
■整形外科に一度行ってみるといいですよ。骨に異常が出ていないか診てもらい、痛みの原因になっている場所など特定してもらった上で、薬やリハビリ(整形外科での保険の効くマッサージとか、牽引などの治療)に通うとかできますよ。(34歳女性)

―症状によっても治療法は違うでしょうから、まずは専門家に見てもらった方がいいでしょう。自己判断でケアをして悪化させることのないようにしてくださいね。

<2:寝具を見直してみる>
■私、実家では低反発マットレスのベッドだったのですが、新居では布団(敷き布団)になり、腰痛が悪化しました。慌てて、低反発の薄いマットを追加しましたが改善せず。ぶ厚いマットレスを追加してやっとよくなってきました。(30歳女性)

―体の疲れを取るはずの場所が逆に体の負担になっている可能性も。一日のうちの長い時間を過ごす場所ですから寝具の専門店でアドバイスをもらうといいかもしれません。

<3:腹筋をつける>
■定期的なスポーツをしないで腹筋が弱ってきた今腰に症状が出たといわれました。腹筋も、スポーツでやる腹筋ではなくて日常的におなかを意識したり歩くときも足の裏で地面をしっかりとつかんでかかとからおろしつま先で蹴り上げるそういったことに意識して後は、腰に負担をかけない立ち方座り方があるのでそれを心がけています。(31歳女性)

―本格的な運動をしなくても、日々の何気ない動作を正しい姿勢でおこなう意識をするだけで体は変わってくるかもしれませんね。腰痛が治ったら筋力をつけて再発を予防するのもいいかもしれません。

辛い腰痛を治すには多少時間がかかるようですが、体を支える大事な部分ですから根気よく自分に合った治療法を続けていきたいですね。ストレスを溜めるのもよくないようなので、日ごろから穏やかな気持ちでいることも大切でしょう。

劇的に痛みが吹き飛ぶ!すぐできる「腰痛解消法」


劇的に痛みが吹き飛ぶ!すぐできる「腰痛解消法」まとめ
http://girlswalker.com/content/news/beauty/vender/2/2013/03/06/77403

腰は体を動かすときに、まさに要になっているパーツ。
デスクワークを行う人が増えた現代では、もはやオジサンだけの悩みではないですよね。デスクワークの多いOLさんは、慢性的な腰痛にかかっていることも多いようです。
正しい姿勢を保つことで、ぎっくり腰やヘルニアの予防でなく、ウエストが引き締まったり脚のむくみが軽減したり、スタイルアップも期待できるんです。
そこで、今回はいいことづくめの腰痛解消法をお伝えします!

■1:まずは座り方を見直す
「人生を幸せにする座り方のコツは“坐骨3センチ”と判明」によると、幸せになる座り方は、坐骨がポイントだそうです。
そして、骨盤を正しい位置にセットにするには、“椅子の座面に触れる大きくてゴロゴロした骨である坐骨を、いつもより3センチ後ろに引いて座る”だけです。
これだけで、前回ご説明したように、坐骨の前の方で座ることができます。そして、骨盤を立てて、正しい姿勢で座ることができるのです。

■2:それでもダメなら立って仕事する
「自宅やオフィスでできる!ちょっとした腰痛スッキリ解消法」によると、なんと最近では、立ったままパソコンを使う”立ちパソ”を習慣にしようとする人が増えてきたという報告も。
座ったままの姿勢をつづけることは、心臓疾患などのリスクが高まるという研究結果もあるというのも見逃せません。
腰痛の原因として、長時間同じ姿勢をとることといった側面もありますので、「パソコンは座ってするもの」といった思い込みをやめてみるのもよさそうです。
立ちながら使うほか、メール返信など長時間の集中力を必要とするものでなければ床に置いてストレッチをしながら使うなども効果的かもしれません。

■3:仕事中にできるストレッチもオススメ
「腰痛が劇的に治る!カリスマ治療師が伝授するテク」 のカリスマ治療師によると、ほとんどの場合、腰痛の原因は普段の姿勢にあるそう。
パソコンを操作するとき、どうしても両手両肩が前に出て目線が下向きになり、猫背になってしまいがちに。長時間座る仕事をしている人の多くは、前かがみになると痛いタイプです。
そのようなときに効果的なのが、正座した状態で背筋を伸ばし、後ろで手を組んだ状態で胸を張る、“胸張りストレッチ”。
 一方、後ろに反ると痛いタイプの人もいます。そういう人にオススメなのが、椅子に座った状態から前かがみになる“ねこ運動”。デスクワークの途中でも有効なストレッチなので、ぜひ頻繁に取り入れてみてください。
また、あぐらの姿勢から簡単にできる、腰痛改善に効果的な体操もあります。
あぐらの姿勢から、右膝だけを前を伸ばして、右のつま先に向けて両手を伸ばします。これを10~20秒キープ。次に、左膝だけ伸ばして、同じことを繰り返します。
こうすると、ハムストリングスと呼ばれる、下腿に付着している筋肉が伸びていい腰痛が解消できる、といった話もあります。

いずれにせよ、長時間の同じ姿勢は禁物です。今回ご紹介したテクニックは、オフィスにいても、家でくつろいでいるときも気軽にできる簡単なものばかりですので、腰に疲れを感じたときは是非トライしてみてくださいね!

腰痛でも楽な姿勢はある


腰痛持ちの人が楽になる姿勢
http://news.livedoor.com/article/detail/7428101/


腰が痛むとき、いすから立ち上がった後や洗面所で顔を洗おうとしたときなど、ひざを軽く曲げると、腰の痛みが和らいだり、腰痛への恐怖感が薄れたりする、といったことがあります。経験したことのある人も多いのではないでしょうか。


腰の負担を減らして、腰痛を防ぎたい時は、直立姿勢で立ち作業をするのではなく、軽くひざを曲げると楽になる、ということをご存じの方は多いと思います。

ですが、忙しい毎日では、ひざを曲げて腰を守ることを忘れがちだったり、面倒に思えてひざを曲げずにやり過ごしている人も少なくないようです。そこで、ぎっくり腰に!…という話も聞きます。


背骨にはもともとカーブがあるのですが、前かがみの姿勢では、背骨のカーブと骨盤の角度が変化して、腰背部にある筋肉に負担がかかります。
そこで、前かがみ姿勢をとるときに、ひざを軽く曲げてみてはどうでしょう。それだけで、腰部の背骨にあるカーブが減少や骨盤が後ろに傾いてしまう状態を防ぐのです。


すると、おなかに力が入ることで姿勢を楽に維持しやすくなり、前傾姿勢で作業をする際の腰背部の筋肉に余計な負担がかかることの予防ともなるのです。
なるべく背骨の自然なカーブを守り、腰への負担を減らしながら、生活したいものですね。


ひざを曲げることを忘れがちな人は…


外出先では難しいかもしれませんが、洗面所や台所など、立ち姿勢が増える場所に、足を乗せる台を用意しておきましょう。
両ひざを曲げることは忘れてしまいがちですが、台に片足を乗せて、同様の効果を狙うようにします。15センチ前後の台が置いてあれば、片足を乗せて、腰の負担を軽減させることを忘れることが少なくなるのではないでしょうか。

アロマで簡単 腰痛治療


おうちでできる腰痛緩和のアロマトリートメント方法
http://allabout.co.jp/gm/gc/408856/

腰痛緩和に効果的なエッセンシャルオイル(アロマオイル)

カモミール・ローマン、ラベンダー、クラリセージ、ユーカリ、ローズマリーなど

ストレスが原因の腰痛もあります。緊張や不安などがあり、体がリラックスできない時間が長いと、腰痛を増悪する原因にもなりかねません。

市販の湿布剤もとても役に立ちますが、「香り」で緩み、疲労感などが軽減されると気分がラクになることもあります。その場合は、好きな香りを使ってくださいね。

※詳しくは、サイトをご参照ください

サソリだけでなく蜂毒でも、腰痛がなおる!?


蜂毒が腰痛&関節痛治療に効果的と判明:研究結果
http://irorio.jp/asteroid-b-612/20130219/47443/


時に人を死に至らしめることもできる蜂の毒が、腰痛治療に有効であることがわかった。

太古の昔からさまざまな病気の治療に用いられてきたミツバチの針。最近の研究で、この毒針治療は近代医学でも利用できることが判明し、特に慢性的な腰痛に効果を発揮することが明らかに。

米ノースカロライナ大学がおこなった実験では、腰や足に痛みのある患者に蜂針療法を試みたところ、3分の2の患者に症状の改善が見られたそう。また、英エクセター大学の化学者らによる分析では、蜂毒には関節痛を和らげる成分が含まれていることもわかったという。

腰痛や関節痛には鍼治療が効果的だとされているが、蜂毒を乾かしたものをジェル状にし、それを鍼で痛みのある箇所に注入すると、神経や筋肉を刺激して痛みが緩和されるそう。専門家によれば、「蜂針には炎症や痛みを抑える効能があることは、動物実験などでも証明されている」とのことで、将来的には蜂毒を腰痛の特効薬として使えるよう今後も研究を重ねていきたいとしている。

腰痛にはサソリの毒がいい?!


サソリの毒が、腰痛を治す!?
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20130218/340613/?ST=ecology&P=1

 
その日は、うだるように暑かった。

休暇でメキシコ太平洋岸にある別荘を訪れていたマイケル(仮名)は、椅子にかけて乾かしてあった海水パンツをはくと、プールに飛び込んだ。だが水の心地よさを味わう代わりに、激しい痛みに襲われた。マイケルはあわててパンツを脱ぎ捨てると、裸のままプールから飛び出した。太ももの裏側が焼けるように痛い。

マイケルは、水の中を漂っていた黄色い小さな生き物をプラスチック製の容器にすくい入れると、別荘の管理人に付き添われて病院へと急いだ。医師は、その生き物が北米でも有数の毒サソリ、バークスコーピオンであるとひと目で見抜いた。刺されると全身に電気ショックを受けたような衝撃が走り、死に至ることもある。幸いにも、その一帯にはよくいるサソリだったので、すぐに抗毒素血清の注射が打たれ、30時間ほどで痛みは消えた。

意外だったのはその後のことだ。マイケルは8年前から、強直性脊椎炎という自己免疫疾患にかかり、慢性的な腰痛に苦しんでいた。最悪の場合、背骨が曲がってしまうこともある病気で、発症のメカニズムはまだ解明されていない。「毎朝のように腰が痛み、ひどいときには歩くことすらできなかった」とマイケルは言う。

だが、サソリに刺されてからは腰痛が消え、2年たった今では、ほとんど薬を飲む必要もなくなった。医師であるマイケル自身は、サソリの毒が腰痛の治療に役立ったとは安易に断言しないが、それでも「腰痛がぶり返したら、またあのサソリに刺してもらうよ」と語る。


刺咬毒には薬としても有益なものがある


生物由来の毒の中でも、ヘビやハチ、サソリなどが牙や針先から分泌する毒は「刺咬毒」と呼ばれている。自然界で最も強力な毒で、もっぱら敵や獲物の動きを麻痺させるために進化してきた。

皮肉なことに、殺傷能力のある刺咬毒には薬としても有益なものがある。刺咬毒の成分から生まれた心臓病や糖尿病の特効薬はすでに広く使われていて、今後10年のうちには、自己免疫疾患やがん、痛みに対する新しい治療法が出てくる可能性もある。

「一つや二つの特殊な薬ではなく、さまざまな分野の新薬が生まれるでしょう」と語るのは、ナショナル ジオグラフィック協会の支援を受けて生物毒を研究するゾルタン・タカシュだ。これまでに研究された毒素は1000種類弱だが、すでに10種類以上の薬が商品化されている。

「解析を待っている毒素は2000万種類を超えるでしょう。これは大変な数です。刺咬毒は薬理学に新たな道を開いたのです」
(『ナショナル ジオグラフィック日本版』2013年2月号特集「生物の毒が人間を救う」より)