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FNSニュース 腰痛予防の指針改定


厚労省、腰痛を予防するための指針改訂についての報告書
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00242988.html


厚生労働省は、職業病の6割を占める腰痛を予防するための指針改訂についての報告書をまとめた。
腰痛歴7年の医療関係の女性は「腰から曲がったりすることが多いので、そうするとやっぱり、あとから、腰にウッ!てなる。同じ体勢でずっといるとか」と話した。
腰痛歴14年の建築事務の男性は「デスクワークなので、比較的疲れますよね。ずっと座りっぱなしなので」と話した。
厚生労働省によると、腰痛を抱える人は、全国で推計2,800万人。
中でも、仕事が原因で発症する病気の6割を腰痛が占めるという。
増加傾向にある腰痛を予防するため、厚労省は、職場における腰痛予防対策指針の改訂について、報告書をまとめた。
27日の検討会では、デスクワークの腰痛対策として、いすに腰掛ける際には、深く座って、背もたれで体を支えるようにすること、前傾姿勢を避け、適宜立ち上がって腰を伸ばすことなどの対策が示された。
こうした中、すでにある取り組みを行っている会社もある。
東京・立川市の「アドックインターナショナル」では、いすにバランスボールを使っている。
社員は「(仕事しづらくないか?)姿勢が良くなるので、かえって仕事しやすくなっていますね」と話した。
さらに社員の腰痛を改善するために、出張ヨガ教室を開く企業もある。
厚労省は、5月をめどに新たな指針を示す方針。