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ヘルパーの腰痛は公務によるもの

頸肩腕腰痛症は公務災害
大阪地裁判決 元ヘルパー訴え認める
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-31/2013073115_02_1.html

「本件疾病は公務に起因する」。大阪府吹田市の元ホームヘルパーが頸肩腕(けいけんわん)腰痛症を発症したのは業務が原因だと公務災害認定を求めた訴訟の判決が29日、大阪地裁であり、中垣内健治裁判長は「公務外」とした地方公務員災害補償基金の決定を「違法であり取り消す」と断じ、公務災害との判断を示しました。

原告弁護団によると公務員のホームヘルパーの頸肩腕腰痛症を公務災害と認めた判決はなく、画期的です。

訴えていたのは1985年に同市にヘルパーとして採用された長谷川さふみさん(58)です。業務は買い物、洗濯などの家事援助にとどまらず、入浴介助などの身体介護に至るまで幅広く、96年ごろから肩や首、腰の痛みが常時続くようになりました。同年7月、「頸肩腕障害・腰痛症」と診断され休職を余儀なくされました。

主治医も市側も公務災害と認定したにもかかわらず、同基金大阪府支部は「公務外」と認定(2005年12月)。長谷川さんは10年11月、認定の取り消しを求めて提訴しました。

判決は、長谷川さんの症状と業務の過重性を詳しく検証。「取り消しを免れない」と断じました。

支援する吹田市労働組合連合会(丹羽野和夫委員長)は「介護労働者が安心して働き続けられる職場づくりにとって全国的にも意義のある判決」との声明を発表しました。

ストレスが「腰痛」誘発?

ストレスが「腰痛」誘発 “ずっと同じ作業”から体と意識を遠ざけよう
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130724/dms1307240732004-n1.htm

大昔、四足で生活していた人間は、二足歩行を始めたことで腰痛が始まったといわれる。しかし、腰痛がつらいからといって、四足に戻るわけにもいかない。しかも、現代人の腰痛の背景には、ストレスも関係しているというから面倒だ。

Gさん(32)は最近、腰痛で悩んでいる。ぎっくり腰のような激痛ではない。会社でパソコンに向かっていると、ジワーッと重さを伴って広がってくる典型的な腰痛。ご多分に漏れず姿勢は悪い。座っている時は基本的に“猫背”。おまけに目も悪いので、パソコンの画面との距離も近い。

しかし、そんなGさん、常に腰痛があるわけでもないという。精神的につらい時、ストレスがかかっている時に限って、その痛みに襲われるというのだが…。

「ストレスが腰痛を誘発することは珍しいことではありません」と語るのは、東京・六本木にある那須整形外科医院院長の那須耀夫医師。Gさんのような患者は多いという。

「検査をして椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症のような重大疾患の可能性が消えた時、『ストレスはありませんか?』と聞くと、大抵が『ある』と答えるんです」と那須医師。精神的なストレスが腰痛を引き起こすメカニズムは解明されていないが、整形外科医の間ではストレスと腰痛の関係は周知の事実だという。

対策はあるのだろうか。

「週の単位と1日の単位でそれぞれ考えるんです。週の単位であれば、休みの土日には、仕事を忘れてスポーツなどをしてリフレッシュすることを考えましょう」

では「1日の単位」はどうなのか。

「午前と午後で最低2回ずつ、行きたくなくてもトイレに行くんです。そこでストレッチでもできればさらに効果的。要は、“ずっと同じ作業”から意図的に体と意識を遠ざけることが重要なんです」(那須医師)

どうせなら階段を使って別の階のトイレに行けば運動不足の解消にもなるし、コーヒーショップでサボったって、それで腰痛予防になるならいいじゃないですか。

そもそもこの欄に登場する人たちは、皆さん、マジメ過ぎますよ。 (長田昭二)

スキニージーンズとピンヒール 意外な腰痛の原因

えっこれが!?腰痛の意外な原因「スキニージーンズ」「ピンヒール」
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20130720/Escala_20130720_349716.html

程度の差はあれ、腰痛を経験したことのある方、今まさに腰痛で悩んでいる方って結構多いのではないでしょうか。日々のストレッチや整体も効果的ですが、日々の服装を見直すだけでも腰への負担を軽減することができるのです。今回は、腰に悪影響を及ぼしてしまう2アイテムをご紹介します。

<スキニージーンズ>
今や1人1本は持っていると言っても過言ではない定番アイテム、スキニーパンツ。仕事で使っている、という方も多いと思います。

ご存じの通り、スキニーを履いていると、かがんだり足を広げたりという動作が少し窮屈になってしまいますね。実はこれを補っているのが腰の動き。知らず知らず、腰に疲労が蓄積してしまいます。

毎日履き続けることは避ける、ひざがしっかり曲げられる素材を選ぶなどの工夫をしてみてくださいね。

<ピンヒール>
10cmピンヒールが足腰に負担をかけてしまうのは当たり前。でも、身体のために「ぺたんこ靴」を選ぶ、というあなたはちょっと待ってください。

つま先が浅く極端にかかとの薄い靴は、逆に、歩くときに脚の筋を緊張させてしまいます。それが腰まで伝わり、腰の筋肉にも負担を掛けているというわけ。

スニーカーを除けば、最も歩きやすく腰に優しいのは、2~3cmのヒールで、足の甲をしっかりカバーした靴なのだそうです。

なぜこんなに腰痛は多いのか?

ビジネスマンの職業病?腰痛予防法
http://snn.getnews.jp/archives/116139

厚生労働省の「平成22年 国民生活基礎調査」によると、30代以上の男性が自覚している症状で「腰痛」が1位に。同年の「業務上疾病発生状況等調査」では、休業4日以上の業務上疾病のうち61.2%を腰痛が占める。なぜこんなに腰痛は多いのか?

「同じ姿勢で居続けるデスクワークの影響は大きいと思います。人間の頭は平均5~6kgあり、前屈みになると通常の3倍の負担が首や肩にかかります。さらに、職場で小言を言われたときや残業中は精神的ストレスがかかり、体が強張ります。その状態が続くと力が分散できず、体が動かしづらくなるため、腰も凝り固まってしまうのです」

そう教えてくれたのは、いぎカイロプラクティックの井木寿先生。肉体的負担だけでなくストレスも影響するとは…。厚労省の調査では、30代から腰痛有訴者が増え始めているが、どんな症状が多いのだろう?

「様々な症状の人がいるので一概には言えませんが、腰の一部に痛みや重みを感じる人が多いですね。深夜に痛みが生じたり下肢がしびれたりする場合は、内臓関連の病気の恐れがあります。自覚症状のある方は、病院で診察を受けた方がいいでしょう」

腰痛を引き起こさないための予防法は?

「体の緊張を解くことが重要です。そのためには、体をリラックス状態に導く『淡蒼球』という脳の一部に刺激を与える必要があります。ポイントは『運動すること』と『いつもと違う行動をすること』。たとえばジョギングする場合は、毎回コースを変えて走った方が体がリラックスしやすくなります。運動する時間がなければ、デスクワークの合間に軽いストレッチを行うのもいいでしょう。休憩時間はデスクを離れ、普段と違う環境で過ごすことでもリラックスできます」

つまり、強張った体を解きほぐすことが大切ということ。なるべくこまめに体を動かすよう心がけよう。
(有竹亮介/verb)
(R25編集部)



話題の腰痛クッション シートキュッキュッ

腰痛やお尻の負担軽減目指す発泡ビーズのクッションが話題
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20130626/1050360/?n_cid=nbptrn_top_bunya&rt=nocnt




龍野コルク工業(兵庫県たつの市)のシートクッション「Seat・CuCu(シートキュッキュッ)」が長時間のデスクワークに就くビジネスパーソンを中心に売れている。2013年4月からの2カ月間で出荷数が3000個を超え、目標の2倍を突破。現在も流通各社から問い合わせがあるという。

もともと発泡スチロールの用途開発に取り組んできた同社は、これまでにも中身が発泡ビーズのクッションや、医療用のクッションパッドなどを開発してきた。今回、その技術を生かし、姿勢保持学教授と肛門病学医師のノウハウを活かしたシートクッションを開発。お尻のデリケートな部分が触れるセンターラインには直径約1mmの微細なスノービーズを使用し、体重圧のかかる左右部には耐久性とクッション性にすぐれた大粒発泡ビーズを使い分ける設計にした。シートの中央部や四方の角の引っ張り具合によって、フィット感や姿勢の前後傾斜の変化も調整できるため、座る姿勢の負担を軽減したり、腰痛や、痔などのお尻の悩みを回避する効果も期待できるそうだ。

同社の小林氏によると、「カラダに関する悩みは多様なので、専門家の見地を取り入れてきました。やはり30代、40代以降のビジネスパーソンが運転時やデスクワークのときに使っていると聞きます。腰痛の持病を抱える20代の方からも、とても良かったと好評です」。

7月には、クッション性を改良した腰用クッションや首部にも使えるコンパクトサイズクッションも販売予定。