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腰痛へのアセトアミノフェンに効果なし

オーストラリア・George Institute for Global HealthのChristopher Williams氏らは,急性腰痛に対するアセトアミノフェン(パラセタモール)投与の有効性を検討する初の大規模ランダム化比較試験(RCT)を実施。同薬は,腰痛から回復するまでの日数,痛みの程度や機能,睡眠の質,QOLの改善のいずれにおいてもプラセボと同程度であったことをLancet(2014年7月24日オンライン版)で報告した。今回の知見は,腰痛に対する第一選択の鎮痛薬として同薬が広く支持されていることに疑問を呈するもの。

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