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話題の腰痛クッション シートキュッキュッ

腰痛やお尻の負担軽減目指す発泡ビーズのクッションが話題
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20130626/1050360/?n_cid=nbptrn_top_bunya&rt=nocnt




龍野コルク工業(兵庫県たつの市)のシートクッション「Seat・CuCu(シートキュッキュッ)」が長時間のデスクワークに就くビジネスパーソンを中心に売れている。2013年4月からの2カ月間で出荷数が3000個を超え、目標の2倍を突破。現在も流通各社から問い合わせがあるという。

もともと発泡スチロールの用途開発に取り組んできた同社は、これまでにも中身が発泡ビーズのクッションや、医療用のクッションパッドなどを開発してきた。今回、その技術を生かし、姿勢保持学教授と肛門病学医師のノウハウを活かしたシートクッションを開発。お尻のデリケートな部分が触れるセンターラインには直径約1mmの微細なスノービーズを使用し、体重圧のかかる左右部には耐久性とクッション性にすぐれた大粒発泡ビーズを使い分ける設計にした。シートの中央部や四方の角の引っ張り具合によって、フィット感や姿勢の前後傾斜の変化も調整できるため、座る姿勢の負担を軽減したり、腰痛や、痔などのお尻の悩みを回避する効果も期待できるそうだ。

同社の小林氏によると、「カラダに関する悩みは多様なので、専門家の見地を取り入れてきました。やはり30代、40代以降のビジネスパーソンが運転時やデスクワークのときに使っていると聞きます。腰痛の持病を抱える20代の方からも、とても良かったと好評です」。

7月には、クッション性を改良した腰用クッションや首部にも使えるコンパクトサイズクッションも販売予定。