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しつこい腰の痛みを治す本


画像ではわからないしつこい腰の痛みを治す本 (健康ライブラリーイラスト版)



【ポイント】
*腰痛で画像検査をしても八割以上は「原因不明」
*画像検査でわかる異常が痛みの原因とは限らない
*朗報! 解明が進む治療可能な原因の数々
*慢性症状の原因は一つとは限らない
筋肉のこわばり、仙腸関節の機能障害、末梢神経の障害、脊柱菅の狭窄……
*「すぐに手術を」という医師に要注意。メリット・デメリットを知ったうえで決断を
*まず試したい、体にやさしい治療法
薬物療法、ブロック療法、鍼灸、心理療法……
*原因をつくらない、悪化させないように生活を工夫する
姿勢、動作、運動、歩行、身近なグッズ……



多くの人を悩ます腰痛。「ヘルニア」「脊柱管狭窄症」などという背骨の病気が原因で起こる腰痛は2割程度にすぎず、残りの8割は原因がはっきりしません。

しかし近年、これまで原因不明とされてきた腰痛のなかに、背骨より浅い部分にある末梢神経や、骨盤の仙腸関節の不具合によるものが含まれていることが判明。

これらは、画像検査偏重の診断方法ではわからない新たな要因として、注目されています。本書では解明が進む新要因を含め、慢性腰痛の原因、治療法、自宅で行う運動療法などをまとめて、イラストでわかりやすく紹介しています。


硬膜外内視鏡治療で長期効果は60%程度


腰痛持病 手術回避の硬膜外内視鏡治療で長期効果は60%程度
http://snn.getnews.jp/archives/54202

椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など腰痛の持病を抱えるサラリーマンは多い。腰痛が軽い場合は、ストレッチなどの運動療法や消炎鎮痛剤で対処する。重症では神経根ブロックなどの保存療法を行なう。

しかし、これらの保存療法でも十分に効果が得られない場合は、骨などを切除する腰椎手術を行なう。手術は患者の負担が大きい場合もあり、さらに手術をしても痛みが残ることもある。

こうした難治性腰痛や手術を回避したい患者のための治療法として実施されているのが、硬膜外内視鏡(エピドラスコピー)治療だ。

順天堂大学医学部附属病院麻酔科・ペインクリニックの井関雅子・先任准教授の話。

「腰椎手術後に硬膜外の癒着があり、それが痛みの原因になっていることもあります。一般的な腰椎疾患でも硬膜外の癒着によって、硬膜外ブロックが効きにくくなっていることもあります。エピドラスコピーは、こうした患者さんに対する治療の選択肢の一つとして用いられています」

エピドラスコピーは極細の内視鏡を脊柱管の中に挿入して行なう。患者はうつぶせ状態で、骨盤の中央、背骨の付け根にある仙骨付近の皮膚を1センチ程度切開する。

この施設で16~86歳の患者40人に実施したところ、1か月後には28人にある程度効果があり、長期効果は60%程度である。

「この治療は効果に個人差があり、すべての方に有効ではありません。強度の脊柱管狭窄症は神経を圧迫する危険性もあり、お勧めできません。適応をしっかり見極めて治療を受けることが大切です」(井関先任准教授)

(取材・構成/岩城レイ子)

※週刊ポスト2013年3月22日号

FNSニュース 腰痛予防の指針改定


厚労省、腰痛を予防するための指針改訂についての報告書
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00242988.html


厚生労働省は、職業病の6割を占める腰痛を予防するための指針改訂についての報告書をまとめた。
腰痛歴7年の医療関係の女性は「腰から曲がったりすることが多いので、そうするとやっぱり、あとから、腰にウッ!てなる。同じ体勢でずっといるとか」と話した。
腰痛歴14年の建築事務の男性は「デスクワークなので、比較的疲れますよね。ずっと座りっぱなしなので」と話した。
厚生労働省によると、腰痛を抱える人は、全国で推計2,800万人。
中でも、仕事が原因で発症する病気の6割を腰痛が占めるという。
増加傾向にある腰痛を予防するため、厚労省は、職場における腰痛予防対策指針の改訂について、報告書をまとめた。
27日の検討会では、デスクワークの腰痛対策として、いすに腰掛ける際には、深く座って、背もたれで体を支えるようにすること、前傾姿勢を避け、適宜立ち上がって腰を伸ばすことなどの対策が示された。
こうした中、すでにある取り組みを行っている会社もある。
東京・立川市の「アドックインターナショナル」では、いすにバランスボールを使っている。
社員は「(仕事しづらくないか?)姿勢が良くなるので、かえって仕事しやすくなっていますね」と話した。
さらに社員の腰痛を改善するために、出張ヨガ教室を開く企業もある。
厚労省は、5月をめどに新たな指針を示す方針。